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お役立ち情報

ビデオ撮影やエンドロールムービー、スナップ写真のことに限らず、結婚式やウェディングパーティーに関する様々なHow Tow情報をお届けしています。プレ花嫁の皆さんが抱える悩みにお答えします!

アンケート集【1】お客様の声をご紹介します

アンケートのご紹介

ココロスイッチではご利用いただいたお客様に挙式後、アンケートをお送りしています。
昨年の春以降寄せられた沢山のアンケートの中から、そのうちいくつかをご紹介します。
それぞれのアンケートの後に、店長からの一言もありますのでよろしかったら是非参考にしてくださいね。
アンケートをくださった皆様、末永くお幸せに!


2016年6月挙式 東京都 U様ご夫妻

挙式前は楽しく、挙式中は気づかないうちに自然と撮影してくださっていてとても良かったです。
親族や参列者がたくさん映っていて嬉しかったです。

商品:挙式エンドロール、Gram

|店長より一言|
ココロスイッチのカメラマンは、おふたりやゲストの自然な表情を収めていきます。
挙式前のメイクルームなどでは、できるだけリラックスいただけるようお声掛けさせて頂くことも多いのですが、
挙式中や披露宴では、できるだけ自然な表情を収めていくようにしています。そういう時の表情を後で見返すと、きっとご自身でも驚くくらい幸せそうなお顔をされていることと思います。


2016年5月挙式 東京都 N様ご夫妻

ココロスイッチさんは撮り方も編集もセンス抜群で、対応も素晴らしいです!!

商品:シネマティック+再入場エンドロール

|店長より一言|
結婚式で思った通りの撮影を行うためには、何よりも現場での経験が必要です。
ココロスイッチのカメラマンはほとんど毎週、結婚式の撮影を行いながらセンスを磨いています。


2016年8月挙式 東京都 T様ご夫妻

本当に本当に大満足です!撮って出しエンドロールをするにあたり数々のブライダル映像業者さんを比較検討してココロスイッチさんにお願いをしたのですが、間違いありませんでした!カメラワークの巧さはもちろん、編集もとても綺麗で、大変素敵なムービーに仕上げて下さいました。ゲストの皆さんをしっかり映してくださったのも嬉しかったです。

商品:再入場エンドロール

|店長より一言|
再入場エンドロールをお選びになる際に決め手となるのは、披露宴でのゲストの表情がよりたくさん入ることと伺いました。
多くのカップルが、エンドロールは「ゲストの方々と思いを共有するための映像」として捉えていらっしゃるようです。
その思いを叶えるためには、当日はおふたりだけでなく、みなさんの素敵な表情を逃さず撮影していく必要があります。


2016年8月挙式 神奈川県 K様ご夫妻

期待以上にオシャレな仕上がりで、センスの良いところにお願いできて本当に良かったと思っています。
エンドロールムービーもスナップ写真も、とても満足しています。オシャレなムービー、スナップ写真のおかげで結婚式が終わってからも幸せな余韻に浸れて最高です。
本当にありがとうございました。

商品:再入場エンドロール、スナップ撮影

|店長より一言|
「スナップ撮影と映像、どちらを残すのがいいですか?」というご質問を受けることがあります。
そんな時には「どちらも違う良さがあるので、できればどちらも残して欲しい。」とお答えしています。
とはいえ、ご予算のご都合もあると思いますので「どれがいい?」と迷われた際は、是非ご相談ください。


2016年8月挙式 大阪府 I様ご夫妻

記録ムービーも先日届き、頼んでいてよかったなと改めて思いました(^^)
仰っていた通り、見ることのできなかったシーンや、ゲストの表情などが垣間見れて嬉しかったです😊✨

商品:結婚式ビデオ+再入場エンドロール、Gram

|店長より一言|
結婚式ビデオは、挙式、披露宴のイベントを余すところなく撮影します。
それだけでなく、挙式、披露宴中のおふたりがいない場面でのゲストの様子なども収録しますので、当日見ることのできなかったシーンも映像で補って、より完全な1日の記録をお手元に残すことができます。


2016年9月挙式 東京都 N様ご夫妻

到着するまで約2か月ほど。毎日ポストを見ては「まだかな」と首を長くして待っていました。
期待しすぎないほうがいいのかな、なんて思ったのが間違い。最高の仕上がりに夫婦ともども大満足です。

商品:シネマティック+再入場エンドロール

|店長より一言|
シネマティックは挙式後60日以内の納品になります。
お待たせしてしまうのが心苦しいのですが、丁寧に編集して最良の形でお届けしますので、きっとご満足いただけるかと思います。


2016年9月挙式 東京都 S様ご夫妻

申し込みから最後まで、いつも迅速な対応をしてくださり、安心感がありました。
当日の撮って出しエンドロールも、記録ビデオも式場で頼む半分の額でお願いでき、かなりの節約にもなりましたし、何より内容が素晴らしかったです。
私たちやゲストの表情を絶妙な角度や雰囲気で残せていただいて、何度も見返してしまいます。
本当に頼んでよかったと夫婦共々感激しております。
ありがとうございました!!!

商品:結婚式ビデオ+再入場エンドロール

|店長より一言|
現実的なお話になってしまいますが、結婚式は本当にお金がかかりますよね。
だからこそ節約できるところは節約して、しかも妥協せず叶えられるのが一番ですよね。
ココロスイッチは、これからもお値段以上のご満足をお届けできるよう、精進していきます!


2016年10月挙式 東京都 N様ご夫妻

本当にお世話になりありがとうございました!
映像頼むか悩んでいたのですが、頼んで本当によかったです。むしろエンドロールだけにしたのを後悔しました。。今回のエンドロールは大切に見ていきたいと思います。

商品:再入場エンドロール

|店長より一言|
映像は写真に比べて普段の日常で馴染みがないので、手元に残すイメージが湧きづらいですよね。
そのため、「映像を頼んでも後で見ることはないのでは?」というようなご懸念を持たれる方も多いかと思います。
でも、もしご検討の余地があるようでしたら、是非エンドロールと合わせて「記録ビデオ」や「シネマティック」もご検討ください。


2016年10月挙式 埼玉県 A様ご夫妻

依頼させてもらいました品, 全て最高の出来でした!感動しました!
プロフィール写真の枚数,コメント文字制限数 をもう少しだけ増やせればと感じました。

商品:結婚式ビデオ+再入場エンドロール+Facile、スナップ撮影

|店長より一言|
ご意見頂いた中でも、特に写真枚数の追加についてはこれまでもたくさんのご要望をいただいておりました。
そのため、今年より「お写真の追加」と「BGM曲追加」についてはオプションで対応できるように改善させていただいております。
「お写真の追加」は+1枚につき500円+税、「BGM曲追加」は+2曲まで追加で2,800円+税で承っておりますので、ぜひご利用ください。


2016年12月挙式 東京都 H様ご夫妻

映像に関しては絶対後悔したくないポイントだったので、かなり悩みました。いろんな業者さんのHPを見ましたが、なかなかここだ!というところがなく、
たまたま同じ式場で結婚式された方のSNSでココロスイッチさんを知りました。その方の感想がとても良かったので、HP拝見したところとてもおしゃれなHPに好感を持ち、
映像も素敵でしたのですぐお願いすることにしました。
実際、お値段も良心的でクオリティも素晴らしかったです。エンドロールの音楽と映像との合わせ方がすごく好みでした。笑
ココロスイッチさんにお願いして良かったです。

商品:結婚式ビデオ+再入場エンドロール

|店長より一言|
映像についてはみなさん本当に悩まれています。
特に会場提携以外の業者に頼むとなれば、まず、「信用できるのか?」というご不安もあるかと思います。
ココロスイッチも今年6年目になり、経験も実績もあるのですがやはり一番信用できるのは実際のお客様の声や口コミかと思います。
映像に限った話ではありませんが、もし何かご不安を感じられるようなことがあったら、是非SNSを活用して先輩カップルに聞いてみてはいかがでしょう。
ところで、ココロスイッチをご利用頂いた方には紹介クーポンをお渡ししています。もしSNSで見つけたら是非コンタクト取ってみてください。ひょっとするとクーポンで得するなんてこともあるかもしれませんよ!?


いかがでしたか?
改めてアンケートを眺めてみると、みなさん色々悩まれていたんだなぁということがとても印象的でした。
そうやって悩んだ結果、ココロスイッチを選んでいただき、さらにご満足いただけたことは、本当に私たちにとってもありがたいことです。

これから結婚式を迎えられる方々も、映像だけでなくいろいろな段取りでたくさん悩まれているかと思いますが、そんな時はどんな些細なことでも結構ですので
是非お気軽にお電話いただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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クレジットカードでのお支払いについて

結婚式のエンドロールムービーやスナップ写真をご注文の際、クレジットカードを使用して分割払いでご購入可能

クレジットカード支払いについて

当店はクレジットカードでのお支払いが可能です。

ココロスイッチで販売しているエンドロールムービーや各種結婚式ビデオ、スナップ写真やウェルカムボードアイテムの購入まで、すべての商品でカード払いがご利用いただけます。

分割払いも可能になり、かつお支払いに使用したカードのポイントも貯まりますので、カード払いを是非ご活用ください。

クレジットカード払いの流れ

【1】商品を選定したのち、お支払いの方法は「カード払い」と接客スタッフにお伝えください。

【2】当店からご注文時に登録いただいたメールアドレスに請求書を送信いたします。

【3】メールを受信し、メールに表示されている「お支払い」ボタンをクリックします。(※画面1 参照)

【4】表示された画面で、クレジットカード払いかPayPal支払いかを選択します。(※画面2 参照)

【5】その後は表示された画面に従って必要事項を入力し、決済を完了させてください。(※画面3 参照)

 

カード払いの注意点

※カード払いの場合は銀行振り込み等のお支払いとは異なり、購入代金に3.6%の決済手数料が加算されます。

※カード払いのお支払い期限は、挙式の2週間前となります。

※PayPalの決済サービスより請求書が届きますが、PayPalアカウントがなくてもカード決済は可能です。

※使用できるクレジットカードは、JCB(ジェーシービー)、VISA(ビザ)、MasterCard(マスターカード)、AmericanExpress(アメリカンエキスプレス)DISCOVER(ディスカバー)といった主要なブランドに対応しています。

 

実際の画面紹介

画面(1)メール 請求書受信

ムービー、スナップ、カード分割払い、メールで請求書送付

 

画面(2)ブラウザ 決済選択

ペイパル決済選択画面

 

画面(3)ブラウザ カード情報入力

クレジットカード決済

 

画面(3)ブラウザ PayPalログイン

パイパル決済

クレジットカード払いのご説明は以上となります。

何かご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

 


資料請求ボタンお問い合わせボタン

・ お客様相談窓口 ・

03-6454-4276

営業時間 11:00 〜 20:00(火曜 定休)

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結婚式の1日を残すための映像商品の選び方

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1.記念に残す映像の種類

結婚式を残すための映像には、いろいろな商品がありますが、まずは、どういったものがあるのか、代表的なものをご紹介します。

1)記録ビデオ
2)スペシャルビデオ
3)撮って出しエンドロール

会場提携の会社も含め、各社色々な商品がありますが、内容的には大体上の3つに分類できるかと思います。
「記録ビデオ」はイベントを記録的にありのまま撮影する映像で、「スペシャルビデオ」はBGMに合わせて編集するものが多く、1日をイメージとして見せるような映像です。最後の「撮って出しエンドロール」は本来は披露宴の演出として上映することがメインの映像ですが、結果お手元にも残る映像となります。

では、上の3種類の映像をさらに長所・短所も含めてご説明します。

 

2.各映像商品の長所・短所

1)記録ビデオ

「記録ビデオ」は文字通り、その日1日のイベントを「記録」として残します。
挙式や披露宴のすべてのイベントを音声も収録して残しますので、臨場感たっぷりのありのままの映像が残せます。
「記録ビデオ」で大事なのは、その場で今、どんなイベントが行われていて、誰が何をしているのかということがわかるような映像でないといけないということと、イベントは漏れなく残すということです。
そのため、撮影方法としてはカメラを三脚に固定して安定した映像を撮るのが基本になり、撮影中の場所移動もあまり行いません。安定と見やすさを重視した撮影方法になります。
「記録ビデオ」で一番特徴的なのは、「音声が残る」ということです。これは決して写真ではできない、映像ならではの良さでもあります。
つまり、写真も含めた全ての商品の中でも、その日1日を最もたくさん残せる(記録できる)ものが「記録ビデオ」ということになります。
まさに「これさえあれば」という商品だといえるでしょう。
補足ですが、ご両親へのプレゼントとしてもご要望が多いのもこの「記録ビデオ」です。

記録ビデオの長所・短所
■長所
・音声が残る
・1日のイベントがすべて残る

■短所
・長尺になる(約100分程度)

2)スペシャルビデオ

「スペシャルビデオ」というのは挙式や披露宴を断片的に撮影し、編集するような映像です。
このカテゴリーの商品は定番ではありませんし、各社様々な商品を独自の商品名で販売していますので、すぐにはイメージしづらいかもしれません。
例えば、当店では「シネマティックビデオ」や「ドキュメントビデオ」といった商品がこのカテゴリーに該当しますが、「記録ビデオ」との大きな違いは、音声も含め、当日のイベント全てを残す(記録する)ための映像ではないというところです。
例えば「シネマティックビデオ」はお二人の1日をショートフィルムのように印象的にまとめる映像です。
「記録ビデオ」のようにきっちり撮る、残すということよりも、イメージとして綺麗に残す、印象的に編集するということに主眼を置いていますので、撮影手法も「記録ビデオ」とは大きく変わってきます。
「シネマティックビデオ」の撮影はお二人を印象的な構図で撮影したり、ゲストの表情や仕草などの細部を撮るため、常に移動したり、カメラを常に色々なところに向けて撮影します。
そのため、例えばスピーチをじっくり撮ったり、余興をずっと撮影するということはありません。それをするとイメージビデオとしてはクオリティを下げてしまいますし、成り立たなくなってしまうからです。

ココロスイッチではもう1つ「ドキュメントビデオ」という商品もあります。
この商品も「記録ビデオ」のように全てを残すためのものではありません。
その代わり、その日一日の「想い」を残すことを目的にしており、そのためお二人やご両親、結婚式に関わってくれたゲストの方などの「想い」をインタビュー形式で語っていただきます。
後で振り返った時、その日をどういう想いで過ごしたのかを、実際の言葉と映像によって振り返るというが主旨になりますので、撮影も断片的で、語られる言葉に沿った編集となります。

このように、「スペシャルビデオ」のカテゴリー商品は、記録ビデオとは違い、いずれも映像が断片的かつ、細部を撮ったものであり、演出的な編集をする映像となります。

スペシャルビデオの長所・短所
■長所
・映像が短めなので、手軽に見ることができる
・演出的な映像なので感情移入しやすく、感動的な仕上がりになる

■短所
・音声も含め、全てを残すことはできない。
・余興やイベントをじっくり見るには不向き

3)撮って出しエンドロール
「撮って出しエンドロール」は当日の様子を撮影し、その場でBGMに合わせて編集したものを披露宴のエンディングに上映する演出映像です。
「撮って出しエンドロール」はあくまでも当日の演出のための映像ですが、その結果として手元にも残る映像となります。
しかも、これまで紹介した映像商品は挙式後およそ2か月後に納品となりますが、「エンドロール」は当日にDVDとして手渡りますので、その日から楽しめるのも大きな魅力です。
さらに、エンドロールは、BGMに合わせて5分ほどに映像をまとめますので、とても手軽に、しかもその日から何度も見られます。
その反面、その日の映像を残すというには収録時間が短すぎますので、将来的なことまで考えるとお手元に残す映像としては少し物足りなく感じるかもしれません。
ココロスイッチではエンドロールは演出として、また当日から何度も見れる映像として最高の商品としてオススメしていますが、将来的にずっとお二人の傍に残すものとしては、やはり「記録ビデオ」か「スペシャルビデオ」をオススメしています。

撮って出しエンドロールの長所・短所
■長所
・演出として上映できて、家でもその日からDVDで見れる。

■短所
・将来的にずっと残しておくものとしては、物足りない

3.それぞれの映像商品を選ぶポイントとは?

これまでに「お手元に残す映像」という観点から各商品の特徴や違いをお話ししましたが、それでは、具体的にどう言ったポイントや基準で選べば良いのでしょうか。
次からは、各商品選択の基準となるようなポイントをご紹介しますので、ご参考にしていただければ幸いです。

「記録ビデオ」を選ぶポイント
1)どのイベントも残したい。または挙式、手紙、余興などきっちり残したいイベントがある。
2)将来的に子供にも見せたり、夫婦で見て振り返る姿が想像できる。
3)ご両親や祖父母、親戚にもプレゼントしたい。

「スペシャルビデオ」を選ぶポイント
1)全部残す必要はなく、それよりも手軽に見れることを重視したい。
2)ありのままより演出的に編集してほしい。
3)友達にも見てほしい。

「エンドロール」を選ぶポイント
1)当日上映する演出として外せない。
2)二次会で上映したり、当日から映像が見たい。
3)友達とシェアしたい。

4.後悔しないための映像選びとは?

結婚式の映像は、本当にたくさんのカップルが「やっておけばよかった。」「残しておけばよかった!」と後悔することの多いものです。
ゼクシィなどの情報誌の特集でも「やっておけばよかったもの」ランキングでいつも上位に挙がってくるほどです。
当店でも、実際にご利用いただいたお客様より、後日アンケートをいただくのですが、「頼んでよかった!」というお声とともに、「もっとやっておけば良かった。」というお声もたくさんいただいています。
その中でも一番「やっておけばよかった」と言われるのが、実は「記録ビデオ」です。
「記録ビデオ」は「エンドロール」や「スペシャルビデオ」に比べて、地味、長尺という印象が強く、「見ないでしょ」ということで判断されることが多いのですが、実際は、結婚式というあまりにも素敵な1日を過ごされた後になって、「やっぱりもっとあの日を残せばよかった!」という感情が沸々と湧いてくるようです。
しかし、不思議なことに「記録ビデオ」を残されたお客様から「やってよかった!」というお声をいただくことは「エンドロール」に比べると少ないのですが、「やっておけばよかった!」というお声は圧倒的に「記録ビデオ」が多いのです。
人は得たものより、失ったものに固執するというのは心理学ではよく出る話ですが、これは皆さん心当たりのある経験ではないでしょうか。「後悔しないという自信がない…」という方はもちろん、安心感を得るためには「記録ビデオ」が一番のオススメ商品となります。

 

5.最後に

いかがでしたか?

私たちはたくさんのカップルから、毎日のように商品選びについてご相談を受けています。
映像について求められることや選択基準は、当然カップルによって様々ですので、できる限りご要望を聞いてアドバイスをさせていただいています。
それでも、やっておけばよかったと後悔するカップルが沢山いることを考えると、時折力不足を感じることもあります。
このブログがお二人の後悔を無くすための一助になれば幸いです。
それでもやっぱり悩むようでしたら、その時は是非お気軽にお電話くださいね!

 

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申込み検討から当日までの流れ|式場への確認事項は?

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|お知らせ|

ココロスイッチは202324日より新しいオンラインショップサイトへ移行します。

新ショップはURLが変わります。24日以降は下記のサイトをご覧ください。

https://shop.kokoro-switch.com/


「申し込みにあたって、式場に何を確認すれば良い?」「申し込みから当日までの流れを教えて」といったご質問をいただくことがあります。

お二人にとっては結婚式自体もそうですし、持ち込みについてもわからないことだらけ。知らなくて当然ですし、ご不安もあることでしょう。

そんな不安を解消するためにも、まずは全体の流れをつかんで、少しでも不安をなくしてくださいね!

 

検討から当日までの流れ

1.プロフィールムービー

それでは、ここからはプロフィールムービーと当日撮影商品に分けてご説明します。まずはプロフィールムービーから。
全体の流れは次のようになります。

1)会場への持ち込み確認
2)制作スケジュールの確認
3)お申込み
4)お写真の選定・収集
5)写真のコメント、BGMの選定
6)素材発送
7)映像試写、修正
8)納品、会場での上映チェック

それでは、順番に細かく見ていきましょう。

1)会場への持ち込み確認
まずは、プロフィールムービーを持ち込むことをプランナーに伝えてください。その際には次のことを合わせて確認するようにしましょう。

・いつまでに会場に持参すれば良いか?
ほとんどの会場では持ち込みしたDVDがきちんと上映できるか、事前にチェックを行います。大体は挙式の1週間前くらいが多いのですが、その日程によりご準備の締め切りも変わってきますので、必ず確認するようにしましょう。

・制約、条件
それ以外に何か制作上の制限などはないか、確認しましょう。

2)制作スケジュールの確認
プロフィールムービーは、お二人の準備から完成まで最低1か月程度は見ておきましょう。前の項目で式場から納品日を指定された場合は、遅くともその1か月前から準備開始と考えてください。もちろん早く取り掛かれば早いほど、余裕を持って進められます。
ちなみに、完成まで1か月の場合、スケジュールは次のようになります。
・写真の収集、コメント記入、素材発送まで|1週間以内
・制作期間|2週間
・完成版試写確認、発送|2〜3日

いかがですか? 1か月前から準備開始しても写真収集やコメントを考える時間は1週間しかありませんので、かなり慌ただしくなります。余裕を持って進めるにはできるかぎり早く準備を始めてくださいね。

3)お申し込み
お申込みのタイミングは1)、2)より早くてももちろん結構ですが、これまで見てきたように、全体のスケジュールを把握した上で、余裕を持ってお申込みいただくのがお勧めです。
お申込みいただくと、当店よりプロフィールムービーの「作成キット」を送付しますので、中身を確認して準備に取り掛かりましょう。

4)お写真の選定・収集
まずはお二人の写真を集めましょう。実はこの写真収集と選定が一番時間のかかるところです。場合によっては実家から取り寄せることもあるかもしれませんので、選定期間は十分に見越して準備を始めましょう。

当店の場合は、ご用意いただくお写真は、プリントしたものでも、データでも、また、それら混在でも構いません。

5)写真のコメント、BGMの選定
写真の選定が終わったら、それぞれの写真に添えるコメントを考えましょう。当店の場合は記入用の「作成シート」に沿ってご記入いただくようになっています。
各コメントは通常20文字以内となっています。作成シートに記入したら、写真と合わせて映像の流れをイメージしてみましょう。また、プロフィールムービーに合わせるBGMも用意を始めましょう。

6)素材発送
ここまでで素材が全部揃ったら当店にご発送いただきます。尚、梱包の際はお写真が曲がったりしないように十分気をつけてくださいね。郵便ポストに投函される郵送では、大切なお写真が折れ曲がる危険性があります。宅急便やゆうパック、レターパックプラスなどでの発送をおススメします。

7)映像試写、修正
素材到着から映像完成までは約2週間ほどになります。完成した映像はWEB上でご確認いただき、OKならば2営業日以内の発送となります。

試写の結果、もし修正がある場合は修正期間として2日〜4日程度掛かります。挙式の1週間前までは修正可能です。

8)納品、会場での上映チェック
試写OKのご連絡をいただいてから2〜3日後にはお手元に商品が届きます。完成版は必ず会場に持って行って、お二人の披露宴会場で上映確認をしてもらいましょう。

2.当日撮影商品

それでは、次に当日撮影商品についてご説明します。当日撮影商品には「記録ビデオ」「エンドロール」「スナップ写真」「スペシャルビデオ」が含まれます。
まず、全体の流れは次のようになります。

1)会場への持ち込み確認
2)お申込み
3)素材準備
4)当店から会場への確認連絡
5)結婚式当日の撮影

それでは、順番に細かく見ていきましょう。

1)会場への持ち込み確認

まずはプランナーに持ち込みの確認をしましょう。この場合、持ち込みNGの会場かどうかで相談の方法が変わってきますので、まずは自分たちの会場が「持ち込みOK」かどうか調べてから相談するのが良いでしょう。詳しくは「持ち込み」についてのBlog記事をご覧ください。
記事はこちら→ 「お申込み前の第一歩!『持ち込み』について知っておくべきこと」

式場への持込み確認が終われば、お申込み前の準備は完了です。実際の撮影についての細かな確認事項もありますが、お申込み後に当店よりお送りする「カウンセリングシート」に沿って確認いただけるようになっていますので、まずは持込みが決定したらご連絡ください。

 

2)お申込み
撮影商品のお申込みにあたっては、まずは「売り切れ」にご注意ください。
「売り切れ」の可能性はシーズンによってことなります。特に3月〜6月の春シーズン、9月〜12月の秋シーズンはお申込みが多くなりますのでなるべくお早めにご検討いただくことをオススメします。また通年を通して「大安」「友引」といったお日にちも、売り切れになることが多いのでご注意ください。
前述のようなシーズンや人気のお日にちの場合、6か月前から2か月前までがお申込みの目安になります。もちろんお日にちが近くなるほど売れ切れる日が出てきますので、お申込みは早ければ早いほど確実になります。

尚、お申込みの際は、お名前、連絡先と以下の4点をご連絡ください。
1.挙式日
2.お時間(挙式開始時間|披露宴開始時間)
3.式場名(都道府県)
4.ご注文商品

3)素材準備
お申込みが完了しましたら、当店よりご用意いただく書類をご案内します。実際の撮影についての詳細は、当店よりお送りする「カウンセリングシート」に沿ってご確認いただくだけ。とっても簡単ですのでご安心ください。

ご用意いただく書類は次の通りです。 ※3)、4)はエンドロールのみ追加でご用意いただきます。
1)カウンセリングシート
2)進行表、席次表
3)ゲストお名前記入表|ゲストロールご希望の場合のみ
4)BGM
ご提出の期日は、それぞれ挙式の3〜2週間前となります。

4)当店から会場への確認連絡
挙式前週〜当週になると当店より会場のプランナーに最終確認の連絡を行います。その際にお二人からご提出いただいた「カウンセリングシート」と「進行表」に沿って、確認を行います。その際何かあればお二人にもご連絡いたしますので、ご安心ください。

5)結婚式当日の撮影
当日は当店のカメラマンが直接会場にお伺いします。どうぞよろしくお願いします。尚、エンドロールはDVDで当日納品させていただきます。

当店でのご検討、お申込みから当日までの流れは以上になります。
いかがですか?思ったよりやることが多いですか?それとも案外簡単そうでしたか?
いずれにしても、結婚式では映像や写真以外にも、ご準備いただくものや検討事項がたくさんありますので、早め早めにご準備いただくのが安心です。
当店ではお申込み以降のご提出物や手順もその都度メールでご案内いたしますし、わからないことやご不明点があれば、随時ご返答させていただいています。大まかな流れを確認いただき、わからないことがあればどんどんご相談いただければ幸いです。

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お申込み前の第一歩!『持ち込み』について知っておくべきこと

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1.「持ち込み」って何?

結婚式にまつわる言葉で「持ち込み」ってご存知でしょうか?

普段馴染みのある言葉ではありませんし、式場との契約初期の段階ではあまり話には出てこないようですので、知らなくて当然とも言えます。

しかし、いざ自分達の好きなように段取りを進めようとすると、この「持ち込み」がネックになり頭を悩ますというケースもあるそうです。

では一体、「持ち込み」とはどういうものなのでしょうか。

実は「持ち込み」とは式場の提携する業者以外、例えば自分達で見つけたショップや業者に依頼して、その商品やサービスを当日の結婚式で取り入れることを言います。

つまり式場の外から式場内に持ち込むという意味が含まれているのです。

 

2.「持ち込み料」や「持ち込みNG」があるのはなぜ?

式場に自分達で選んだアイテムやサービスを持ち込もうとすると、「持ち込み料」として費用が掛かったり、式場によってはそもそも持ち込みはNGというところもあります。

では、なぜ持ち込みに対してこのようなハードルがあるのでしょうか。

結婚式場にはドレス、装花、演出、引き出物、写真、ビデオなど結婚式に必要なものが当然一通り揃っていますが、それらは式場の運営会社が直接仕入れたり、専門の人を雇ってサービスを提供しているわけではありません。

もちろん中には一部自社で行っているところもありますが、ほとんどは式場と提携を結んだ別の専門会社がその商品やサービスを提供しています。つまり装花なら装花専門、写真なら写真専門の提携会社が会場内に存在しているのです。

そのため、式場で頼まずに持ち込んだ場合、当然その分、提携会社の利益は無くなりますし、式場も提携会社の商品には手数料を乗せて販売していることが殆どですので、式場の利益も無くなってしまいます。

そういう利害関係から「持ち込み料」や「持ち込みNG」が設定されているというのは1つの理由としてあるでしょう。

また、別の理由としては、そもそも結婚式場は、その式場のブランディングであったり、結婚式当日の施行の安全性を確保するために提携会社と関係を結んでいるということがあると思います。

結婚式場にはそれぞれのコンセプトがあり、そのコンセプトに沿ったサービスが提供できるか、また、当日の結婚式を滞りなくできるだけのスタッフ、人員がいるかといった要素など、様々な要素の検討を経て、提携会社を選定しているはずです。そしてその提携会社と常にチームを組んで自分たちでベストな結婚式を提供しているという自負もあるでしょう。

提携会社との関係や、チームとしてのこれまでの取り組みや、スムーズな連携システム構築のコストを考えると「持ち込み料」はそのシステムを使わないで、外部のスタッフやモノを使ったり、ケアするための手数料という言い分も考えられるかと思います。また「持ち込みNG」には自分たちが提供する結婚式こそがベストという会場の思いがあるかもしれません。

※余談ですが、このような会場のブランディング重視や、規格パッケージングされた結婚式の提供方法に対抗するカウンターとして、二人で好きなようなスタイルでやる「持ち込みOK」のオリジナルウェディングの流れがあります。

ここまでで誤解のないようにしたいのですが、私たちは「持ち込み料」や「持ち込みNG」の考えを支持するわけではありません。

ここで述べたいことは「持ち込み料」や「持ち込みNG」の是非ではなく、まずはプランナーとの相談にあたって事情をわかった上で臨んだ方がいいということです。

後でも述べますが、これらの事情を知っていれば、どういう風に相談すれば良いかを決める材料にもなってきますし、打ち合わせで腹を立てて、プランナーと気まずい関係になったりせずに済むかもしれません。

 

3.持ち込みに対する式場の対応パターン

では、ここからは写真とビデオの持ち込みに絞って話を進めたいと思います。

写真やビデオの持ち込みに対しての式場の対応は、大きく分けて次の3パターンがあります。

1)持ち込みOK。持ち込み料金設定も無し。

2)持ち込みOK。持ち込み料金設定あり。

3)持ち込みNG。

この基本の3つのパターンを押さえて頂き、いよいよ次からはそれぞれのパターン別の手順をお話ししていきます。

 

4.持ち込みを叶える手順とは?

まずは自分たちの式場の持ち込み事情を調べよう!

まずは式場との契約書類を用意して、持ち込みについての項目を確認してみましょう。またネットで検索してみると過去の経験者の投稿などが見つかる場合もあるようです。

前に述べた、持ち込みに対する3つのパターンのどれに当てはまるか大体わかるのではないでしょうか。

パターン別|プランナーとの持ち込み相談

調べた結果、どのパターンかわかったら次は相談方法を確認しましょう。

1)「持ち込みOK。持ち込み料金設定も無し。」の場合
この場合は簡単です!プランナーに「持ち込みたい!」と伝えれば大丈夫。
ただし、この場合でも写真、ビデオの撮影条件に制約がないかどうかは念のため確認しましょう。持ち込みOKでも例えば「メイクルームの撮影はNG」とか「挙式中はゲスト席から撮影」などお二人のイメージに沿ったものができるかどうかに当てはめて確認してみてください。

2)「持ち込みOK。持ち込み料金設定あり。」の場合
この場合、持ち込むことはクリアになっても、お二人にとって問題になるのは持ち込み料金でしょう。持ち込み料金の設定は会場によって様々です。

例えば、「カメラマン1名につき●万円」のようにスタッフ人数によって料金が設定されている場合や、「記録ビデオ持ち込み●万円」「スナップ撮影持ち込み●万円」のように商品によって設定されている場合もあるようです。

またエンドロールの場合は編集者用の「部屋代」やプロジェクター使用料が掛かるケースがあるので、漏れなく確認すようにしましょう。

3)「持ち込みNG」の場合
では、一番ハードルの高い「持ち込みNG」の場合ではどうでしょう。

この場合、撮影が可能になる条件はほぼ一つのみで、「友人(知人)に撮ってもらう」ということです。実際の相談の手順を説明します。

まずは前に述べたように、なぜ「持ち込みNG」なのかということを思い出してください。「持ち込み」に対してプランナーには許容しえない理由と心構えがあるはずです。そのため「持ち込みたい」という方向で相談しても頑なに断られてしまうケースが殆どです。ですので例えば、「会場に頼めない理由がある。けど実現させたい」という方向で話す方が良いかと思います。

一例ですが、次のような感じでしょうか。

(1)「式場のエンドロールを十分検討したが、クオリティ(テイスト)が自分たちには合わない。」「納得いかないのでその価格は出せない。」

(2)「それを会社の先輩に相談したら、知人で映像に詳しい人を紹介してくれた。」
「仕事関係の知人で映像に詳しい人がいる。」

(3)「式場のエンドロールは頼めないが、なんとかエンドロールは流したい。」
「その知人にできる範囲のエンドロールを作ってもらおうと思う。」

(4)「その知人に出席してもらって作ってもらうのが自分たちにはベストだ」
「あきらめたくないので、なんとか協力してほしい。」

あくまで、これは一例ですが、実際この方法でビデオ撮影を行った方もいるようです。

もし、これでOKが出るようならば、撮影についての制約などを確認しましょう。

おそらく知人が出席者として撮影する場合は、挙式中はゲスト席からの撮影などの制約条件が出るかもしれません。

このあたりの条件がおふたり的に許容できるかどうか、撮ってもらう場面をイメージして検討するのも良いでしょう。

 

5.最後に

いかがでしたか?

あくまで、ここで紹介した持ち込みに対する事情や相談方法は一例にすぎません。それぞれの会場やプランナーによって対応も様々かと思いますし、相談の仕方もその分変わってくるかと思います。

そのためにも、前もって持ち込みについての事情や状況を調べ、十分相談して、おふたりの納得いく結婚式が出来るよう頑張ってください!
そして、ご不安があったり、悩むような時は、ココロスイッチにまずはご連絡くださいね!

 

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【解説】スナップ写真とは?

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結婚式と披露宴のスナップ写真

スナップ写真は、結婚式の一瞬一瞬を丁寧に切り取り、その日一日の出来事と「思い」を、ありのまま写真に残すための撮影アイテムです。

ココロスイッチのスナップ撮影は、結婚式当日におふたりに付き添いながら、その日1日の進行に沿っておふたりとゲストの自然な瞬間を撮影していきます。

撮影は、メイクルームから始まり、その後の挙式・披露宴のお開きまで撮影します。その間、おふたりの様子はもちろん、受付やスピーチ、イベントでのゲストの様子なども撮影します。また、ウェルカムボードやアイテムなどのイメージカットもしっかり残します。

おふたりにとって、結婚式の当日は、すべての瞬間がかけがえのないものとなるはずです。それを形として残す場合、やはりプロのカメラマンによって鮮やかに残すことをお勧めします。そうやって鮮やかに残した思い出は、ずっとおふたりに寄り添う宝物になっていくでしょう。

もちろん、ココロスイッチのスナップカメラマンはウェディングを専門にしたプロの持ち込みカメラマンです。プロのウェディングカメラマンは、結婚式1日の流れを熟知しているのはもちろんのこと、おふたりやご家族、そしてゲストの方々の溢れる思いにフォーカスし、それを感じて表現できるような感受性が求められます。

また、それを写真で表現するためには、大事な瞬間を逃さないための機敏な反応や技術はもちろんのこと、現場では常に周囲に意識を使い、その場に参加している方々の心の起伏を感じ取る感性が必要になります。

しかし、そのためには、カメラマン自身に心の余裕があることが必要になってきます。そのため、ココロスイッチのカメラマンには、単なるカメラを扱う技術以上に、結婚式という場での現場経験が求められます。経験によって状況の変化を察し、対応し、瞬時にシャッターを切れる能力が身についています。

ココロスイッチのスナップ写真は、おふたりとゲストの方々の「思い」に寄り添い、その日その瞬間のみんなの「思い」が浮かび上がるような写真を心がけて撮影しています。

スナップ写真は瞬間を切り取ったものなので、おふたりの記憶に余白を残した状態でお手元に残ります。おふたりの素敵な思い出が、スナップ写真の切り取った瞬間によって、より豊かな思い出に変わっていきます。

数年後、思い出の写真を振り返ることは、少し大袈裟に言えばおふたりでタイムトラベルに出かけるような体験となり、とっても素敵な時間になるはずです。

そんな体験を是非ココロスイッチのスナップ写真で叶えてください。

 

結婚式〜披露宴スナップ写真の実例

<ヒルトンホテル東京ベイ>

<アンジェロコート東京>

東京レストラン、スナップ写真持ち込み

<東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート>

<パレスホテル>

埼玉ホテル、スナップ撮影持ち込み

<ザ・ランドマークスクエア・トーキョー>

東京ホテル、スナップ撮影持ち込み

 

二次会スナップ写真の実例

<二次会|うおまんダイニング>

二次会レストラン、スナップ撮影実例

<二次会|海賊の台所>


スナップ写真の商品ラインナップや写真の仕上りに関してはこちらのページをご覧ください。

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|無料電話相談|何を上映したら良いのかな〜?色々あって違いが分からない!悩みや不安を一緒に解決します

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無料電話相談について

日頃よりココロスイッチウェブショップをご覧頂きありがとうございます。

当店では、当店で扱う商品やお申し込みに関する問い合わせ以外に、ウェディング映像演出全般に関する相談も無料で承っています。

当店に取り扱いのない商品に関するお悩みも、ビデオ撮影や写真撮影(記録商品)に関する相談でも構いません。

お気軽にお電話ください。

 

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営業時間 11:00 〜 20:00(火曜 定休)


 

ビデオコーディネーターから花嫁花婿の皆様へ

ウェディングの映像演出といっても、オープニングやプロフィール、ゲームやクイズ系の余興ムービー、フィナーレを飾るエンドロールといったように、様々なアイテムが各社から販売されています。

また、人気のエンドロールにも「撮って出し」と言われる当日撮影した動画で作成するタイプのものから、前撮りの様子を挿入するハイグレードタイプのもの、そして「フォトエディング」と言われる、写真ベースで作成するリーズナブルタイプのものまであります。

挙式を数ヶ月後に控え、会場打ち合わせで映像アイテムを見てみたり、ネット上で色々なウェディング映像を見たりすると、自分たちがやりたい当日の映像演出はなにか?ゲスト目線で、やったほうがいい演出、やらないほういい演出はなんなのか?両親は喜んでくれるのか?というように、何を軸に映像を決めたら良いのか分からなくなってしまうことがあります。

また、当日の演出の他に残しておきたい記録物は写真がいいのか?今ならムービーの方がいいのか?また、写真もビデオもどんな記録アイテムが将来残して良かったと思えるのか?といった、記録物に関する悩みも出てきます。

ウェディングパーティーも結婚式も人生で初めてのことですから、経験がなくてどの商品が良いかを見極めるのは非常に大変です。悩みや不安を当店のビデオコーディネーターが一緒に解決いたします。

当店に取り扱いのない、オープニングムービーやフォトエンディング等に関するご相談も構いませんし、当店と他社の同ジャンル商品で、どの部分に品質の差があって、なぜこんなに価格に差があるのかといった比較相談も構いません!

お電話ではなくご来店でのご相談も可能ですが、ご来店の場合は事前に来店予約をお願いいたします。

ご相談お待ちしています。

 

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撮って出しエンドロールお名前・コメント『完全マニュアル』 ~お名前の上映は「有り?」「無し?」~

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|お知らせ|

ココロスイッチは202324日より新しいオンラインショップサイトへ移行します。

新ショップはURLが変わります。24日以降は下記のサイトをご覧ください。

https://shop.kokoro-switch.com/


撮って出しエンドロールにゲストのお名前を上映するのか、しないのか、もし、上映する場合はどんな順番で流すのか。

コメントを添えるべきか、どんなコントを付ければいいのか、などなどいろんな疑問にお答えします。

撮って出しエンドロールを行う予定のカップルは、まずはこの記事を読んでから取り組んでくださいね!

 

お名前上映の有無について

1.まずは、お名前上映をするかどうかを考えよう!

「え!撮って出しエンドロールって当然、名前を流すものじゃないの?」

冒頭のタイトルを見て、こう思われた方も多いかと思います。

それもそのはず、「撮って出しエンドロール」は世の中に出てきた時から、お名前上映とセットになっていましたから。

そもそもだからこそ「エンドロール」と呼ばれていたりもするのですが、最近はちょっとその辺の事情も変わってきたんですね。つまり、お名前上映は必須ではなくなってきたんです。

なぜそうなってきたか?これについてはいろいろな意見があると思いますが、何と言っても一番わかりやすいのは「映像が綺麗になった!」ということかと思います。

映像が綺麗、しかも映画のようなワイド画面で構図もいい。「だったら綺麗に見てもらった方がいい!」という気持ちが大きいのかと。

もちろん、お名前を上映することによっていい部分もたくさんあります。

しかし、ここでまず言いたかったのは、どちらが良いかということではなく、「お名前上映は当たり前と考えなくてもいいですよ」ということです。

まずは、ここからスタートしてみませんか?

 

お名前の「有り」「無し」見え方の違い

スクリーンショット 2016-07-02 20.04.23

スクリーンショット 2016-07-02 20.03.25

あ、それと、蛇足かもしれませんが、お写真で作るエンドロールは断然お名前を流す方に賛成です。念のため。

 

2.お名前を上映する場合の良い所とは?

では、お名前上映について「有り無し」を検討するとして、まずは「有りの場合」と「無しの場合」、それぞれの良い所を考えてみましょう。

まずは「有りの場合」の良い所から。

 

■ゲストが多い場合でも、文字で伝えられる

例えば披露宴のゲストが100名以上になるような場合など、当日、一人一人に思いを伝えるのはちょっと無理かも。そんな場合でも、エンドロールでお名前を上映することによって思いを伝えることができます。

特に親族の方やお仕事関係の方に沢山来ていただくような場合、お名前にコメントを一言添えるのも良いでしょう。形式や格式を重んじるカップルには特にオススメです。

 

■直接的な表現だし、演出的に喜んでもらえる

何と言っても、お名前を流すのは、見ている人にとっても直接的でわかり易い気持ちの伝え方です。

また、ゲストとしてエンドロールを経験された方はわかるかと思いますが、自分の名前が「・・・出るか、出るか、、、出たー!」みたいなのは、わかってても嬉しいし、ちょっと楽しいですよね。

そういうのがいい!っていうお二人の気持ちも十分わかります!

 

3.お名前を上映しない場合の良い所とは?

では次に「無しの場合」の良い所を考えてみましょう。

 

■じっくりご覧いただくことができる=入り込める

お名前が出ないということは、ご覧になる皆さんがより映像に注視できるということです。

お名前を上映する場合は、どうしてもご自身のお名前が気になってしまいますが、そういうこともなく、お二人の世界に入り込んでいただくことができます。結果、披露宴の締めくくりにその日一日の感動をじっくり振り返ることができて、幸せを共有いただけることにもなります。

 

■ワイドで綺麗な映像を生かせる

前述したように、最近ではますます映像自体が綺麗になって見やすくなっています。画角も横長になって、お二人の一日を映画のように、よりダイナミックで、より綺麗に表現することができるようになってきました。

お名前を上映しない場合は、まずその良さを十分に引き立てることができます。余白を生かしたおしゃれな構図や、ロケーションの良さも映えますので、特に屋外での式や、ナチュラル、カジュアル、ボタニカルといったキーワードのある結婚式とは相性がいいでしょう。

 

■カジュアルになる

お名前を上映することに、どうしても儀礼的な印象を持つ方もいることでしょう。

お友達や気の置けない仲間が多く参加するような、カジュアルだったりアットホームなウェディングの場合は、あえて「名前無し」という方が「らしく」なることもありますよね。

 

4.スタイルに合わせてお名前「有り」「無し」を選択しよう

いかがでしょう。まだまだ他にもそれぞれ良い所はあるかとは思いますが、大事なのはお二人のスタイルにあわせて選ぶということはないでしょうか。

格式のあるホテルでの結婚式、友人とワイワイ楽しむ結婚式など、それぞれの結婚式スタイルに合わせた「撮って出しエンドロール」を考えて、お名前の「有り」「無し」を選択してみてはいかがでしょう。

「だったらあった方がいい!」のか「だったら名前無くていい!」のか。それぞれすっきり考えられる一助になれば幸いです。

では、いよいよ次からは「お名前有り」の場合に限って話を進めていきたいと思います!

 

お名前入れマニュアル

1.お名前を流す順番を決めよう!

お名前を上映するかどうか考えた末に、「お名前を上映する」と決まったならば、まずは、お名前を上映する順番を決めましょう。

とはいえ、上映する順番にはほぼ慣習がありますのでご安心ください。

一般的には次のような順番になります。

 

■大まかな順番

telop08 大まかには[1.ご新郎側ゲスト]→[2.ご新婦側ゲスト]の順番で上映します。
さらにそれぞれのゲストのグループごとの順番は次の通りになります。
※[ ]の括りで1グループとなります。

 1.新郎側のゲスト
・[主賓]→[職場関係]→[ご友人]→[ご親族]→[ご家族]

 2.新婦側ゲスト
・[主賓]→[職場関係]→[ご友人]→[ご親族]→[ご家族]

ここでのポイントとしては、[グループ]と[グループ]の間にスペース(間隔)を入れることです。
こうすると後でチェックする時にも確認しやすくなりますし、上映時にもゲストから見てわかりやすくなりますのでとってもオススメです。

では、まずはこのように大きくグループ分けしてから、次に各グループ内の細かい順番を決めていきましょう。

 

■職場関係

会社関係のゲストは上席の方から並べます。
・[上司・先輩→同僚→後輩・部下]

ここでの並び順は、普段の会社での上下関係の通りですので、比較的スムーズに決められると思います。

また、上司~部下までは1グループとして、特に間にスペースを入れる必要もないかと思いますが、上司を気にされる場合は、
・[上司]→[先輩・同僚・後輩・部下]

といった括りでグループに分けて、間にスペースを入れても良いかと思います。いずれにしてもサクサク並べていきましょう!

 

■ご友人

各友人グループごとに並べていくと良いでしょう。例えば、
・[大学の友人]→[高校の友人]など

ここでもグループの間にはスペースを入れましょう。グループ内での順番はそんなに気をつかわない部分かと思いますので、好きな順番で並べてOKだと思います!

 

■ご親族

ここから少し難易度が上がります。

でも大丈夫!親族に関しては次のポイントを意識すれば、うまく並べられると思います。

 (ポイント)
・【家族単位】を意識してグループ分けし、順番を決めていきましょう。

それでは、早速手順をご説明します。

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1.まずは父方のご親族、母方のご親族でグループに分けましょう

この大きなグループの並び順は
・[父方のご親族]→[母方のご親族]の順番です。

2.次にそれぞれの親族を【家族単位】で並べましょう
・|父方の親族|[祖父・祖母]→【叔父・叔母→従兄弟→従甥・従姪】→【叔父・叔母→従兄弟→・・・】

上の【 】内が一家族単位になりますので、[祖父・祖母]を先頭に、繰り返し一家族ごとにつないでいきます。

父方の親族の「叔父・叔母」はあなたのお父様の兄弟姉妹ですので、この一家族ごとの順番は、叔父・叔母の生まれ順で良いでしょう。

また、ここでもこれまでと同じように、グループの間にスペースを入れるのをお忘れなく。

父方の親族が終わったら、次に同じようにして母方の親族を並べていきましょう。
・|母方の親族|[祖父・祖母]→【叔父・叔母→従兄弟→従甥・従姪】→【叔父・叔母→・・・】

このように、ご親族については「家族」の単位を意識してグループ分けしていくのがポイントとなります。

ここまではいかがですか?文字で説明すると難しく感じますが、家族ごとに並べていくと考えれば、案外難しくはないでのはないでしょうか?

ところで、ここまでで説明した順番以外に、祖父・祖母をご家族の近くに表記する方法も多く見られます。

おじいちゃん、おばあちゃんには特に思いの強い方も多いかと思いますが、そのようなケースですね。

こんな時は次のような順番で良いかと思います。例えば、
・[祖父・祖母]→【兄弟姉妹→父・母】

といった並びになります。

ちなみに[祖父・祖母]と【兄弟姉妹→父・母】の間にスペースを空けるかどうかは、しっくりくる方で決めて良いかと思います。

また、父方、母方の双方のおじいちゃん、おばあちゃんを近くに並べる場合は、
・[|父方|祖父・祖母]→[|母方|祖父・祖母]→【兄弟姉妹→父・母】

というので良いかと思います。

この場合は、[|父方|祖父・祖母]と[|母方|祖父・祖母]、さらにご自身のご家族との間にそれぞれスペース(間隔)を一行空けて表記する方がスマートかと思います。

 

■ご家族

さぁ、いよいよ大詰め、もう一息で完成です!

ご自身のご家族の順番は次のようにするのが一般的です。
・[兄弟姉妹→父・母]

兄弟姉妹が結婚されていない場合は、その方は家族のグループの中で表示すれば問題ありません。また、その方と父母との間にスペースを入れるかどうかはしっくりくる方で決めて良いかと思います。

では、兄弟姉妹が結婚されている場合はどうでしょう?ここではちょっとしたバリエーションがあります。例えば、次のような場合です。

 

□兄弟姉妹が結婚して家族同伴で出席している場合

この場合も前の親族のケースと同じように「家族」を単位として並べると良いでしょう。例えば、姉がご主人とお子様で出席されている場合は次の通りです。
・【義理の兄(姉の旦那様)→実姉→甥・姪】→【(未婚の)兄弟姉妹→父・母】

前と同じように【】が一家族単位となりますので、家族間はスペースを一行空けると良いでしょう。

これの応用で、複数の兄弟姉妹が家族同伴で出席される場合は、
・【義理の兄→姉→甥・姪】→【弟→義理の妹(弟のお嫁さん)→甥・姪】→【(未婚の)兄弟姉妹→父・母】

となります。

この場合も家族と家族の間にスペースを空けるとわかりやすくなります。

 

□兄弟姉妹が既婚者で、お一人で(またはお子様のみ同伴で)出席している場合

この場合は、無理にグループ分けしなくても良いかと思います。家族のグループに入れてあげて、次のような順番にするのがスマートではないでしょうか。
・【既婚の兄弟姉妹→その子供(甥・姪)→未婚の兄弟姉妹→父・母】

 

2.一番わかりやすく順番を決める方法とは?

これまでご紹介した方法でも「無理!」となった方、もしくは長い説明にうんざりした方。

そんな方にとっておきの方法をご説明します!

ここまで読んでいただいた方には申し訳ないのですが、次に説明する方法が一番わかりやすく早く決められると思います。

ただし!席次表が決まっていることが前提になりますので、まだの場合は頑張って前の説明に戻りましょう。。。

では早速、一番悩まなくて良い順番の決め方をご説明します!

 

■テーブルごとにグループ分けして紹介する方法

おそらくこれまで説明した方法と結果は同じようになるかと思いますが。

主賓以外の方をテーブルごとにグループ分けして紹介する方法です。大まかな順番はこうなります。
・[新郎側|[主賓]→[テーブルA]→[テーブルB]→・・・]→[新婦側|[主賓]→[テーブルA]→・・・]

1.上座のテーブルから並べていきます。
2.テーブルごとに、上位の方から順に紹介していきます。
3.テーブルが変わるところでスペース(間隔)を入れてわかりやすくしましょう。
4.最後はもちろんご両親になります。

この方法だと並び順の意図も伝わりやすくなりますし、ゲストの方もご自身のお名前を確認しやすくなります。

何より、席次表さえ手元にあればそれを見ながら決めていけば良いわけなので、お二人にとっても作業が楽になりますよね!

 

3.あまりオススメしない並び順

一方、ここまで説明した方法以外で実際に見かけるパターンでもあるのですが、かえってご記入が難しくなったり、わかりづらくなるような順番もあります。

次のような並べ方ですが、個人的にはあまりオススメできません。

 

■ご新郎側ゲスト、ご新婦側ゲストを混ぜて上席の方からご紹介する方法

・ゲストの方が見づらくなる場合が多いです。
・リストを作成する際にご自身での確認作業がしづらくなります。つまりお名前の漏れなどに気づきにくくなります。

 

■50音順で紹介する方法

・一見、無難な方法のようですが、かえって気をつかってないような印象になるかと思います。あまりオススメできません。

 

■順不同で紹介する方法

・これも上の50音順と同じ理由でオススメできません。最後に(順不同)と表記することも、かえってゲストに気をつかっていないような印象になると思います。

ただし、断っておきますと、上にご紹介した方法も決して間違いではありません。むしろ、プランナーさんによっては、これらの方法をおすすめする場合もあるようですので、ご検討の参考になればと思います。

 

4.順番を決めたら、次は正しいお名前を確認しよう!

お名前を並べ終えたら、必ずお名前の確認を行いましょう。

姓と名を確認するのはもちろんですが、漢字の間違いがないかもきちんと確認してください。

漢字の場合、とくに「ワタナベ」さんのように沢山表記のあるお名前や、「タカハシ」さんの「タカ」の字など、あくまでも正確な表示を心がけましょう。

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5.敬称について

お名前の後の敬称ですが、一般的にはすべて「様」で大丈夫です。ただし、お子様のゲストは「くん」や「ちゃん」とした方がより自然です。

また、ご両親、ご兄弟姉妹については次のルールが一般的です。

・未婚の兄弟姉妹は敬称は「付けない」、既婚者には敬称を「付ける」
・ご両親には敬称は「付けない」

ただし、ご結婚されている兄弟姉妹については、出席される人数によって別々のケースが考えられます。

前の「■ご家族」の並び順で説明したように、夫婦揃ってご家族で出席される場合は、上のルールの通り、敬称を付けた方が良いと思いますが、お一人で出席される場合で、なおかつ【家族グループ】内にお名前を入れる場合は、付けなくても自然かと思います。

最終的には見た目にもしっくりくる方で、選んで良いかと思います。

 

コメント入れマニュアル

1.メッセージを入れるなら

さて、ひとまずお名前は並べられたとして、次にゲストの方にメッセージを入れたい!という方もいらっしゃることでしょう。

では、早速ご説明いたします。

 

■まずは、一人か、二人か、グループか。それぞれ自由にメッセージを考えてみよう

メッセージを考える際、すぐにメッセージの思いつくようなゲストもいれば、どんなメッセージを入れれば良いか迷われるゲストの方もいらっしゃると思います。

例えば、主賓の方や友人一人一人は思いつくけど、会社の方や親戚一人一人まではメッセージが思いつかないというのは、皆さん同じように感じるところじゃないでしょうか。

そんな時に無理やり一人一人にメッセージをつけるのは不自然ですし、文字が増えて映像的にも見づらくなってしまうのでいいことはありません。ですのでこの場合は、一人に送るか、二人なのか、それともグループか、MIXして考えてみましょう。

つまり最初から「ひとりずつ」とか「グループごと」とか決めないで、ある程度自由に考えてみるのです。手順は次のようになります。

1.真っ先にメッセージを思いつく人、無二の親友などには一人あてのメッセージを考える。
2.主賓の方には一人ずつ丁寧なメッセージを考える。
3.職場関係や友人でも二人なら思いつく人、グループなら思いつく人、といった風にまとめてメッセージをつけていく。
4.ご親族は家族単位でメッセージを考える。

メッセージを入れるからといって、これまでの順番を崩す必要はありません。

ここまでの方法でグループごとに並び順を決めましたので、場合によってはそのグループの頭か最後にメッセージをつけるだけでも大丈夫です。

もしグループの中で、一人とそれ以外の方でメッセージが分かれるような場合は、そこにスペースを追加して入れると見やすくなります。

 

■コメントの文字数について

コメントの文字数についてはある程度そろえた方が良いでしょう。

また、文字数が多いとかえって読みづらくなるので、文字数は20文字までくらいが適正です。簡潔にまとめられるようにするのが、伝わりやすくするポイントです。

 

■コメント記入の際の注意点

さて、コメントを入れる際にも幾つか注意する点があります。やはりゲストみなさんがご覧になることになりますので、そのことを意識することが必要になります。

また、あまり気にしすぎることもないかと思いますが、結婚式ならでの言い方、好ましくない言葉もありますので、幾つかご紹介いたします。

1.忌み言葉
結婚式ではなるべく避けるべき「忌み言葉」があるのはご存知かと思います。

エンドロールはもとより、プロフィールムービーなどでお二人がつけるコメントでも、なるべく使用を避けた方が無難でしょう。

結婚式での「忌み言葉」は大きく分けて3種類あります。

(1)別れ、終わりを連想させる言葉
(2)不幸、死を連想させる言葉
(3)繰り返しを連想させる言葉、重ね言葉

では、次に、それぞれどんな言葉なのか、例をご紹介します。

(1)別れ、終わりを連想させる言葉
別れる、切る、離れる、帰る、終わる、破る、割る、去る、飽きる、捨てる、冷める、壊す、裂ける、返す、嫌う、離婚、離縁、など

(2)不幸、死を連想させる言葉
死ぬ、逝く、負ける、病む、敗れる、滅びる、壊れる、散る、悲しむ、嫌う、倒れる、忙しい、亡くす、消す、枯れる、痛い、流す、悪い、忌み、弔う、失う、苦しい、泣く、退く、褪せる、弱る、潰れる、しめやかに、仏、葬式、僧、四、九、など

(3)繰り返しを連想させる言葉、重ね言葉
戻る、繰り返す、再び、再度、再婚、再三、二度、二回、度々、くれぐれも、かえすがえす、重ね重ね、いろいろ、またまた、ますます、たびたび、など

いかがですか?「なんもいえねぇ」ですよね。

厳密にはここに挙げた以外にもまだまだあるようなので、正直、全部チェックしていたら思ってることも言えなくなりそうです。

とはいえ、最近では少し寛容にはなってきているとも思いますので、まずは思った通りのコメントを書いてみて、その上で、例えば「別れる」「切る」「病む」「死ぬ」などあまりに直接的な忌み言葉をチェックし、修正するのが良いのではないでしょうか。

2.句読点は省く
句読点には「区切る」「終える」という意味がありますので、使わないのが好ましいと言われています。

とはいえ、句読点のない文章は読みにくくなってしましますので、次のような方法で対処しましょう。

・句点「。」→削除
・読点「、」→読点の箇所にスペース(空白)を入れる

また、句読点に意味を持たせるケース(「、、、」や「。。。」など)や文章にリズムをつけるために必要な場合もあるかと思います。そういった場合は、無理に省く必要はないと思います。

3.その他の注意点
エンドロールのコメントは対象の方だけではなく、皆さんご覧になっています。

ご両親やご親族に見られて恥ずかしいようなコメント、またご自身の品位を落とすようなコメントは避けるようにしましょう。

(避けるべき言葉)
・「やばい」「きもい」など仲間内で使うような俗語
・ギャンブルに関するような言葉
・下ネタや下品な言葉
・差別的な言葉
・宗教や政治に関する言葉

 

■実際のコメント例

実際にコメントを考える際、特に迷われるのは「上司、目上の方」や「ご親族」につけるコメントかと思います。

では、そんな時につける丁寧なコメント例を幾つかご紹介します。

尚、ご友人やご家族につけるコメントは、あまり悩まないかと思いますが、先ほど説明したように、節度を守ったコメントをつけてくださいね。

 

□主賓の方へのコメント

「ご祝辞をいただき ありがとうございました」
「お言葉を励みに これからも精進して参ります」
「いただいたお言葉を忘れず これからも邁進して参ります」
「乾杯のご発声 ありがとうございました」

 

□上司・先輩へのコメント

「いつも温かい励ましをいただきありがとうございます」
「これからもご指導の程 よろしくお願いいたします」
「いつも相談にのっていただきありがとうございます」

 

□ご親族へのコメント

「遠方より足を運んでいただきありがとうございました」
「お正月には夫婦で遊びに行きます!」
「いつも優しく見守ってくれてありがとうございます」

 

2・結びの言葉をつけましょう

エンドロールでは最後に締めのメッセージを表示します。

披露宴の最後を締めくくる言葉になりますので、心を込めた感謝の気持ちを簡潔に伝えられるよう心がけましょう。

最後に、例文を幾つかご紹介して終わりにしたいと思います。出だしの一文と、それに続く締めの一文で分けてご紹介しますので、組み合わせて考えてみてくださいね。

 

□出だしの一文

「本日はおいそがしい中お越しいただき ありがとうございます 」
「本日は私たちのために足を運んでいただき ありがとうございました」
「本日は私たちふたりの結婚式にお越しいただき 本当にありがとうございました」
「皆さまに支えられて 今日という日を迎えることができました」

 

□締めの一文

「これからふたりで力を合わせ 頑張っていきます」
「未熟なふたりですが これからも温かく見守ってください」
「今日の日の幸せを忘れず これからもふたり仲良く歩んでいきます」
「ふたりで力を合わせ 温かく楽しい家庭を築いていきます」

 

■最後までご覧いただきありがとうございます!

いかがでしたでしょうか?すっきりしましたか?

お二人にとっては、わからないことだらけで、気をつかうところ、迷われることも多いかと思います。でも大丈夫!あくまで大切なのはお二人の気持ちであり、また、お二人らしさを見失わないようにすれば、きっと皆さんに喜んでいただけますよ!

慣例や儀礼はいろいろありますが、あまり難しく考えずにお二人らしいエンドロールになるよう、ご準備頑張ってくださいね!


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【プレ花嫁必見】スマホの無料アプリでオープニングとプロフィールムービーの手作りに挑戦|第三部|

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結婚式向けオープニング手作り企画の最終章となる第三部では、いよいよスマホアプリを使った具体的な映像制作手順の説明に入ります!


1.手順確認とアプリの役割分担


第二部で記載した「作業手順」をおさらいしてみましょう。

 

作業手順

♯1 [パーツ集め]写真を集める。写真をスキャンしスマホに読み込む。

2 [設計書作り]曲を選ぶ。曲のメロディーに沿って、写真の順番、テロップの内容、時間の割り振りを決める。

3 [パーツ加工」写真の補正加工をする。フォトコラージュをする。デザイン文字を入れる。

4 [動画の編集]素材並べと時間調整、アニメーション付け、テロップ入れをする。

5 [動画書出し]完成した動画を書き出す。

6 [上映の準備]DVD化する。SNSにアップロードする。

 

第二部では、上記の手順の「#️2 設計書作り」まで進めました。

第三部からは♯3〜♯5の工程をSnapseedMOLDIVPhontoFilmStoryの4アプリを使って作業していきます。

 

それぞれのアプリは工程毎に使い分けをし、下記の順番で作業します。

 

アプリの役割分担

[♯3 パーツ加工]

3.1 Snapseed → 写真補正

3.2 MOLDIV → フォトコラージュ

3.3 Phonto → デザイン文字の挿入

 

[♯4 動画編集]

4.1 FilmStory → 画像並べ、画像アニメーション、字幕文字の挿入、BGM挿入

 

[♯5 動画書出し]

5.1 FilmStory → 完成動画の書き出し

 

なぜ4つもアプリを使う必要があるのだろう…?と疑問に持つ方がいらっしゃると思いますので、それぞれの操作説明に入る前に、各スマートフォンアプリの特性や使い分けのポイントを簡単に説明します。


2.アプリの使い分け


使い分ける理由を端的に説明しますと、4つのアプリはそれぞれ得意な加工や、専門とする処理が違うため、作業工程毎に最適なアプリを使い分けています。

一番分かりやすい違いですと、FilmStoryでは動画を作成することができますが、それ以外のアプリでは動画を作成することはできません。

しかし、写真補正や加工の作業は、4つのアプリ全てで行うことができます。ではなぜ、写真補正にわざわざSnapseedを取り入れたかは、このあと説明いたします。

アプリの使い分けについては第一部の結論としても取り上げたことですが、どこまでこだわるかによって、極論FilmStoryのみでも動画を作ることはできますし、こだわりどころによって、もう1つ、2つ別のアプリを組み合わせてもらっても良いです。

どのようなこだわりの時に、どのアプリを使うべきかはこの次にアプリ毎の特性を解説しますので、ご自身のこだわりどころにマッチしたアプリをお使いください。


3.各アプリの特徴


写真補正[Snapseed]

Google社からリリースされているSnapseedの一番の特徴は、一度加工した編集データを後からもう一度編集できるところです。

「え、そんなこと?おしゃれな写真加工ができるからとかじゃなくて?」と思われるかもしれませんが、第一部の結論でも度々触れていますが、スマホでの長時間作業や反復作業は多ければ多いほどきつい作業になってきます。

実験企画に取り組むにあたり、筆者が比較した写真補正アプリを先にご紹介しますと、Rookie Cam、Latte camera、Lumieなどがあります。デコレーションや美肌などの加工機能でいえば、Snapseedより優れている面もあります。写真の加工や飾り、デコレーションにこだわりたいという方は、これらのアプリを使ってみても良いと思います。

今回筆者は、コラージュアプリを複数検証した結果、最終的にデザイン表現を重視してMOLDIVとPhontoに決定しました。しかしMOLDIVとPhontoは過去に作成した画像の編集データは残すことはできず、FilmStoryでの動画編集に入った後、いくつかコラージュ画像を修正したいと思っても、ゼロから作り直すことになるため、あえてMOLDIVやPhonto内での写真補正はしないという手段をとりました。

もし、使うアプリを減らすために、MOLDIVで画像レイアウトしながら写真補正をしていたり、Phontoで文字入れをしながら写真補正を行う判断をした場合は、コラージュを修正するたびに写真補正も繰り返し行うことになりますので、その点はご注意ください。

ちなみに、写真の加工具合をどこまでこだわるかにもよりますが、2つのコラージュアプリよりも写真補正専門のSnapseedの方が圧倒的に高機能で、細かい調整が可能です。

最後にもう1つだけ付け加えますと、この写真補正については普段使い慣れているフォト加工アプリがあればそちらを使われる方が良いと思います。動画編集に入ったあとで、もし修正したいとなった場合には都度一からやり直しになることを覚悟すれば、使い慣れていたり、補正具合が気に入っているアプリで作成した方が、不慣れなSnapseedを使うよりも気持ち良く作業が進められると思います。


フォトコラージュ[MOLDIV]

まず、そもそも次に説明する文字挿入アプリPhontoとなぜ2つも使ったのかということについてですが、MOLDIVはコラージュ画像を作成するのは得意だが、文字組みの機能は弱いことが一番の理由になります。一方Phontoは、文字組み機能は大変強力ですが、コラージュ画像を作成することが根本的にできません。今回筆者は文字まわりのデザインにこだわりたかったため、アプリを使い分けざるを得ませんでした。

MOLDIVはコラージュ画像作成に特化しているため、コラージュ画像を作るときには非常に高機能で、沢山のテンプレートも用意されています。また、詳しくは後ほど解説しますが、フルHDの画面比率である16:9の画面比率を正確に設定できる機能があるところも、筆者がMOLDIVを選んだポイントとなりました。

今回筆者がコラージュ画像制作で機能比較したアプリにInstaMagがありますが、InstaMagも非常におしゃれなコラージュ画像を作成することができますが、InstaMagは例えば3枚を挿入する必要があるコラージュのレイアウトテンプレートを選んだとして、必ず3枚の写真を設定しないと完成画像の保存ができない仕様になっています。しかしMOLDIVは、1枚だけ写真設置した画像でも保存ができるため、あとから文字を入れることを考慮して、あえて空きスペースのあるコラージュ画像を作成するときに、この仕組みがあるMOLDIVの方が筆者としては都合が良かったという面もあります。


デザイン文字の挿入[Phonto]

コラージュ画像制作でPhontoとMOLDIVを使い分けた理由は先ほど説明した通り、Phontoは文字間や行間の調整、カーソルによる位置移動、和文書体を含め多数のフォント収録というように、文字まわりのデザインにこだわりたい時に必須となる機能が充実しているため、筆者はコラージュ作業と文字入れ作業を別々のアプリで行いました。

Phontoで一番驚いたのは「スタイル」の「カーブ」という設定項目があり、カーブの数値を調整すると文章が弧を描いたようにできます。この機能は今回のムービー制作で一箇所しか使いませんでしたが、今っぽいおしゃれな文字レイアウトができるので、Phontoはとってもオススメです。


動画編集全般[FilmStory]

動画編集にFilmStoryを選んだ一番のポイントは、無料で30秒以上のフルHDムービー制作ができる機能を持っているところです。

ただし、無料で作成したムービーを保存できる回数には制限があり、無料保存は3回までです。(2016.6.2時点)

FilmStoryの無料版は本来30秒までのムービーしか保存できません。プロ版(プロ版 480円/2016.6.2時点)では、30秒以上のムービーを保存することが可能になることの他、アプリ名のクレジット(透かしロゴ)も消すことができます。

今回筆者は、動画編集アプリの選定する際、AnimotoとMagistoというアプリの無料版も試してみましが、Animotoは20個しか素材を挿入できませんし、そもそも無料では完成したムービーを端末に保存でないようです。Magistoの方も1分15秒までのムービーしか作成できません。これら2つのアプリにFilmStoryのような3回だけ機能制限が解除されるようなお試しチケットもありません。よって、結果的にFilmStoryにはなりましたが、操作性も他の2つのアプリと比べてもFilmStoryは良かったです。

ちなみに、おしゃれなエフェクト(視覚効果)やデザイン表現のムービーを作りたいと思えば、AnimotoやMagistoの方が開発元が海外ということもあり、おしゃれな仕上がりが期待できると思いますし、細かいな調整もできますので高性能で機能面は優れています。第一部で触れたような「映像面の細部への追求」をしたい方は、これらのアプリの方が向いていると思います。

ただし、上記のように素材枚数の制限を超えたり、尺の長いものを作成したいと思えば、AnimotoもMagistoもプロ版購入が必要となります。それぞれ月額と年額のプロ版プランがあります。詳しくは公式ページ等でご確認ください。また、Animotoの場合はモバイル版以外にもWeb版もあり、ウェブブラウザ上で映像編集ができるサービスもリリースしていますので、PCがある方はWeb版を検討されても良いと思います。

実は筆者はAnimotoとMagistoのプロ版の料金がそこそこ高かったので、これならiPhoneアプリのiMovieを600円で購入した方が良いのではないかと思い、久々にiPhoneのiMovieを触ってみたりもしました。正直なところ、AnimotoやMagisto、iMovieといった高性能のアプリを購入したとして、操作が複雑でスマホでやる気がしないというのが本音です。このような高性能なアプリを使うなら、むしろPC作業に切り替えないとまだまだスマホでの込み入った動画編集は厳しいなという印象でした。


もし今回の実験企画を読んでいただき、筆者と同じアプリで作成するという方に改めて、活用する機能をまとめますと、Snapseedのデータ再編集機能、MOLDIVの16:9画像作成機能、Phontoの充実した文字調整機能、FilmStoryのお試しチケット機能、この機能を駆使してムービー制作を行ってください!


4.写真補正の方法


Snapseedで写真補正を行う方法については、おそらく皆さんもInstagramやFacebook等でやり慣れている方も多いかと思いますし、簡単な解説にとどめさせていただきます。

こちらの画像がSnapseedの基本画面です。

GUI01

まず、今回の実験企画で色補正、写真加工というようなワードを度々使っていますが、それらのワードの意味は基本的な色調整をすることであり、雰囲気をよりアップさせるためのフィルタやエフェクト加工をさしている訳ではありません。

特に昔の写真をスキャニングしたような場合は、写真自体が経年劣化で黄ばんでしまっていたり、スキャニングの影響で画像がぼんやり(輪郭が甘くなる)してしまったりすることがありますが、そのようなある種、問題を抱えた画像を適正な画像に補正することを「色補正」「写真加工」とこの実験企画では言っています。

 

3 ツール画面

まずは「3 ツール画面」の上部の「色補正ツール」を駆使して適正な写真画像を作成していきましょう。その上で、作成したいオープニングのイメージやテーマに沿った、個性的な雰囲気の写真画像作成をしていきましょう。


では、いくつか基本的な色補正ツールを使ってみたいと思います。筆者が色補正で基本的に使用する「ディテール」「画像調整」「切り抜き」の3つを解説したします。

GUI002

4 ディテール調整

ディテール調整には、質感を強くする「ストラクチャ」と輪郭を強くする「シャープ」の項目があります。写真の状況によりますが、シャープを設定することで、少しぼやっとしてる写真の輪郭をシャキッと引き立たせることができます。ディテール調整は必ずする必要はなく、必要なものだけで良いです。

実際に操作すると分かりますが、ストラクチャでもシャキとはします。写真によってシャープで調整するか、ストラクチャで調整するかは変わってきますが、基本的にはまずシャープだけで調整し、それでもまだぼやっと、あまい感じがする時はストラクチャーを更に付け加えるという使い方が良いと思います。

どちらか一方で調整するにしても、両方使って調整する場合でも元々の写真画像のデータそのものが荒い(画素数が低い、画質ノイズがある)場合は、画像自体の荒さがより引き立つことにもなりますので、極端なディテール設定をした際はきちんとツール適用後の画像が荒々しくなってないかをご確認ください。


5 画像調整

他の補正アプリでもおなじみの調整項目がSnapseedでもずらりとならんでいます。写真に対して、適切な色補正をこの画像調整で行います。適正な写真補正等に詳しくないという方は、画面下のスティックアイコンのような「自動調整ボタン」をタップするだけで、自動的に補正する機能もありますので、試してみてください。


6 切り抜き

写真の縁の余分なところを切り取ったり、縦型の写真の一部から横向きの切り出し(トリミングといいます)たりする時に切り抜きツールを使います。注意点としては、余白を少し削るぐらいであれば問題ないと思いますが、トリミングで一部分を繰り出す時には、切り出し後の画像サイズが小さくなりますので、横方向のピクセル数が1500ピクセル以上残っているかをご確認ください。


色補正については以上ですが、例えば細かくピンポイントで顔のところだけ明るくしたい、写真の傷や肌のシワを補正したいというようなときは「部分調整」「シミ除去」「ブラシ」等のツールを使って細部の補正をすることも可能です。ただし、大きな傷や根本的に暗すぎたり、明るすぎたりする箇所は補正しきれないこともあります。まずは基本となる画像調整ツールを含め、いろいろなツールを試してみてください。

 

次に、参考までに一つだけ雰囲気をアップするためのフィルタ処理と、補正画像の保存方法、そして保存した画像の再編集の方法を解説します。

GUI03

7 フィルタ処理

雰囲気をアップさせるためのフィルタもSnapseedは充実しています。今回は参考例として1つだけ紹介します。ふわっと華やかな印象にする「グラマーグローフィルタ」の設定画面ですが、基本的にはどのフィルタも画面下部にテンプレートが用意されていますので、そのテンプレートの中からイメージに近いものを選んで、あとは細かい設定を指で上下にスワイプして調整メニューを呼び出して微調整するやり方が良いと思います。


8 保存画面

画面上部のメインメニューの「保存」をクリックすると保存メニューが表示されます。保存メニューの「保存」か「コピーを保存」のどちらかを選択します。このどちらかで保存しないと、後々もう一度編集内容を調整したいと思っても調整はできません。

「保存」は最初に開いたオリジナル画像に編集内容を上書き保存します。「コピーを保存」はオリジナル画像には編集内容を保存せず、ファイルを複製してそのファイルに編集内容を保存します。いわゆる別名保存のような機能という理解で良いと思います。


9 再編集画面

再び編集したいときには、まずSnapseedを起動し、編集内容を保存した写真ファイルを読み込みます。そうして、読み込んだ画面の上部に数字(この数字は使用したツールの数です)が入っているボタンがあると思いますが、それをクリックするとその画像に適用したツールが画面右下から表示されます。この表示されたメニューから、修正したい内容を選択して再調整します。この後から再編集できる機能は本当に便利です。

 

写真補正アプリSnapseedの操作解説は以上です。それでは次に補正した画像をレイアウトするフォトコラージュの解説に入ります。


5.フォトコラージュの方法


フォトコラージュについては先にサンプル画像をご覧ください。こちらの画像を作成する手順を中心に解説いたします。

Processed with MOLDIV

[フォトコラージュのサンプル画像]

 

では、早速MOLDIVの操作説明をいたします。

GUI004

今回は先に見ていただいたコラージュ画像にするために「2 テンプレート選択」でオレンジのテンプレートを使いましたが、ご自身がイメージするレイアウトに近いモノをまずはテンプレートから選択します。

 

3 エリア調整画面

この画面で、写真を挿入するエリアの配置バランスを調整します。

まずは、画像比率を調整するツマミで「16:9」になるように設定しましょう。この設定は必ず行ってください。比率の調整が終わったら、オレンジの点線(写真を挿入するエリア)の調整をします。実際にサイズ調整する白いツマミやバランスを調整するオレンジのツマミを指で動かしてみて、気に入ったバランスに設定しましょう。

エリア調整ができたら、オレンジの点線内をクリックし写真の読み込みに進みます。

1点だけ、注意してほしいことがあります。それは、映像は上映するプロジェクターやスクリーンもしくはTVなどによって若干の差がありますが、画面の上下左右の端が切れていまいます。実際には画面の端から10%前後切れることがあります。あらかじめこの点を考慮して、画面の端からオレンジの点線を余裕をもって内側に入れましょう。


次に写真の読み込みと位置調整、画像保存の方法を説明します。

GUI05

4 エリアと写真選択画面

左下のエリア選択と上部の写真リストは連動します。まずはエリア(どこに)を選択し、その後に入れたい写真(何を)を選択してください。エリアに写真の挿入が終わったら「選択決定ボタン」をクリックします。


5 スケールと位置調整画面

おなじみの操作だと思いますが、写真の上で指を使って拡大縮小したり、位置を調整したりしましょう。気に入ったコラージュが完成したら画面右下の「保存ボタン」をクリックします。

ちなみにMOLDIVのこの画面で文字入れをすることもできますが、筆者は文字入れをPhontoで行っています。

この画面の上部のボタンですが、左の「テンプレート変更」でこの画面の状態でたくさん用意された別のテンプレートに変更することができます。やってみると分かりますが、テンプレートが変わるとイメージや配置がガラッと変わりますので、初期にコラージュデザインを検討するために試しでクリックしてみるのは良いと思いますが、本番用の画像を作成しているときには、この上部の二つのボタンは触らないほうが良いと思います。


6 保存画面

完成したコラージュ画像を保存します。保存メニューの解像度は「中級解像度(2048×1152)」を選択します。解像度サイズを見るとわかるように、フルHDサイズの1920×1080ピクセルよりも大きいサイズで保存します。


MOLDIVの操作説明は以上ですが、各アプリの特徴でも触れたように、MOLDIVはSnapseedと違って編集内容ごと保存することはできません。そのため、例えばこの後別のコラージュ画像の作成に入った場合に、先に作成したこちらの画像を微調整することはできず、ゼロから作り直すことになります。映像の中で、多数のコラージュ表現を取り入れることは避けたほうが良いと思います。


6.デザイン文字の挿入方法


デザイン文字の操作解説についても、先にサンプル画像をご覧ください。

Processed with MOLDIV

[文字挿入のサンプル画像]

 

ここからは、作成したコラージュ画像にPhontoでデザイン文字入れる作業手順を解説いたします。

GUI06

1 読み込み画面

Phontoは起動すると直後の画面が「画像選択画面」となり、画像選択後「フィルタ設定画面」が表示されます。今回筆者はPhontoでのフィルタ処理は行いませんので、その画面もスキップするとこのような画面になります。この画面で写真の上をタップし、文字追加メニューを表示します。


2 文字入力画面

画面に入れたい文字情報を入力します。この画面はこのあと説明する「調整メニュー」の「文字」メニューにあたりますが、ここで文字揃えや縦書き横書きの設定をします。

今回筆者が作成した映像に縦書き文字はありませんでしたが、Phontoは数少ない縦書き文字が入力できるアプリであり、和文フォントも充実しています。


3 調整メニュー画面

文字を調整したり、装飾するためのメニュー画面です。指で横フリックすると次のメニューも表示できます。文字の削除も次のメニュー項目にあります。

「スタイル」メニューで細かく設定ができますのでそれらは後ほど解説いたしますが、サイズや位置調整はこのメニューから簡単に操作ができます。

GUI07

スタイルメニューのよく使う機能は「間隔」と「影」設定です。この2つは文字表現では基本的な機能ですので、色々とお試しください。Phontoの便利な機能「カーブ」設定もスタイルから操作ができます。

 

文字の後ろに背景を入れるやり方は少し細かく説明します。

GUI08

7 背景設定

背景の設定は「色」メニューの「背景」タブで行いますが、最初にこのタブを表示すると「透明度」の設定項目が「0」になっていますので、ここの数字を上げて背景を見えるようにします。

この画面の下にある「幅」の設定でも横方向の幅は設定できますが、縦方向の幅設定ができないため、次の「背景設定 裏技」で上下方向にも幅を伸ばします。


8 背景設定 裏技

背景を実際に入れてみると分かりますが、「背景」機能で背景を入れただけの場合、文字と背景の余白があまりなく、少々窮屈な感じがします。もしそれが気になるという方は「ストローク」タブで無理やり調整することができます。

先に本来のストローク機能を説明しておきますが、ストローク機能はもともと文字の輪郭を入れる機能です。試しに不透明度を100にして、幅も最大にしてみてください。文字の周りに輪郭が入ると思います。そして、同時に背景も一回り広がったと思います。

その状態のまま、不透明度を「0.01」に下げます。こうすると、背景の幅は維持されたままで輪郭が見えなくなります。(実際には0.01%の透明度でうっすら表示しています)


9 保存画面

メインの編集画面右下の「保存」ボタンをクリックすると、保存メニューが表示します。保存メニューの「画像を保存」をクリックすると完成画像がカメラフォルダに保存できます。

 

以上で、Phontoでデザイン文字を挿入する方法の説明は終わりにします。

文字入れを含む、デザイン画像の作成が終われば、今回のオープニングとプロフィールムービー手作り工程の半分をクリアしたことになります。ここまで終われば、動画制作の仕上げとなる動画編集アプリFilmStoryでの作業を残すのみとなります。それでは、次から動画編集の解説を進めていきます。

 

参考までに、今回のオープニングムービー制作で筆者がMOLDIVとPhontoを使って作成したすべてのコラージュ画像を掲載しておきます。

このリストに無い画像は、直接FilmStoryで読み込んで編集しています。また、このコラージュ画像に入っていない文字もFilmStoryの字幕機能を使って文字入れをしました。

 

Processed with MOLDIV


 7.動画編集


いよいよ、メインの動画編集工程の手順解説に入ります。

まずは改めて、第一部、第二部でご覧いただいた完成映像を見てみましょう。

写真提供:世界中の絶景でウェディングフォトを撮影しているBackpack Wedding
公式Web:http://backpackwedding.com/
Facebook:https://www.facebook.com/backpackwedding/

 

第一部、第二部では掲載していませんが、実は完成する前に一度「お試しチケット」を使って、テスト書き出した動画があります。動画をご覧いただくと分かりますが、FilmStoryでは文字の表示と消滅(文字の出入り)を制御する機能にちょっとしたバグがあることがテスト書き出しで判明しています。もしかしたら今後のバージョンアップで解消されるかもしれませんが、どのようなバグがあるのかをこちらの動画で一度確認ください。

この動画の10秒ジャストのところでバグの症状がわかりますが、前のカットのテキスト「Wedding Party Masaki & Yuki」が次のカットの頭でも表示されている(消えずに残っている)ところがわかると思います。このテスト書き出しの動画中に文字が本来は消えているはずなのに、消えずに次のカットの頭にまたがって表示されている箇所が数箇所見られると思います。

これらの箇所はFilmStoryの字幕機能で文字を入れた箇所になりますが、写真と字幕の消滅時間を同じに設定した場合に、なぜか文字だけがコンマ数秒表示されてしまい、写真と同じ時間でピタッと正確には消滅しません。このバグを回避する手段等は、字幕機能の説明で解説いたします。

それでは、完成のイメージとバグの把握ができたところで、操作説明を進めていきたいと思います。

GUI09

1 プロジェクトの作成

FilmStoryを起動すると、過去に編集したプロジェクトのリスト画面が表示されます。その画面の下部の「新しいムービーを作る」ボタンで、新たなプロジェクトを作成します。


2 作成メニュー

ムービーの作成メニューは「横向き」を選択します。結婚式での上映以外にSNS用の動画等を作成したい場合には、縦向きや正方形ムービーもFilmStoryで作成可能です。


3 基本ツールメニュー

動画編集中はこのツールメニューが基本となります。今回筆者はあまり使うことがなかったため説明を割愛しますが「設定」メニューでは、プロジェクト内でまとめて一括で編集したい内容(文字の大きさ、1カットの長さ等)が一括変更できます。使い方によっては非常に便利な機能ですので、ぜひお試しください。

GUI10

4 音楽選択

まずは流れの軸となるBGMを選択します。楽曲に関しては第二部の設計書作りで少し触れましたが、今回筆者はJAMENDO MUSICで扱っているクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの楽曲をあらかじめダウンロードし、スマートフォンにファイルに転送していました。今回はそのBGMをライブラリーから選択しています。

筆者はFilmStory上で音楽の編集をしなかったため、音楽素材の編集に関しては割愛いたしますが、音楽ファイルも使いどころを調整したり、2曲目、3曲目を追加できたりします。複雑な音調整はできませんが、多少の編集はできますので興味がある方は音楽編集も試してみてください。


5 素材選択

音楽を設定した後は、並べる素材を読み込みます。画像で説明している通り、並べる順番通りに選択していきます。筆者は最終的に18個の素材を読み込みましたが、一度に18個を読み込むことはせず、シーンごとに読み込んで、少しづつ進めていきました。

一度に全てを読み込むか、少しずつ読み込むかはどちらもで問題ないと思いますが、設計書が固まっている方は、設計書通りに一気に素材読み込んで素材の尺設定などをざざっと済ませて、最初に映像全編の流れを作ってしまう方法もありだと思います。


6 基本ツールメニュー

新規プロジェクトを作成した直後は並べる素材が読み込まれていませんでしたが、素材を選択したあとは画像のように読み込んだ素材が並びます。

基本的にはまず素材を並べて、そのあとに「つなぎ方の設定」「素材の尺や字幕等の設定」をクリックして、次に表示されたそれぞれメニュー内でさらに細かな設定をしていきます。

 

それでは、次にそれぞれの細かい設定を解説していきます。

GUI011

7 トランジション設定

聞きなれない「トランジション」という言葉は「変化」を意味します。動画編集におけるトランジションとは、前後のカットをどのように変化させるかを設定する機能となります。また、その変化にどのぐらいの時間をかけるかを設定することもできます。

トランジションの種類については細かく解説いたしませんが、基本的なトランジションパターンがFilmStoryには揃っていますのでお試しください。ちなみに筆者が今回作成した動画では「なし」と「クロスディゾル ブ」の2種類を使用しました。

クロスディゾルブの尺設定には注意点があります。並んでいる前後の素材に例えば中央へズームインするアニメーションを設定したとします。そしてその間をトランジションの尺を長めの4秒等に設定します。この設定で再生すると、トランジション(変化)の真っ最中は前後の写真のアニメーションが完全に静止している状態になっていると思います。

クロスディゾルブに限らず前後のカットが同時に表示されるようなトランジションのタイプは、変化中は素材につけたアニメーションは静止するようになってしまいますので、ケースバイケースではありますが、筆者はクロスディゾルブの尺設定を短めに設定することが多かったです。


8 詳細設定/再生時間タブ

この画面でできることは画像の通りですが、FilmStoryの「フォトエディターで加工」を使って雰囲気のある写真を作成することができます。今回筆者はFilmStoryの中で写真加工をすることはしませんでしたが、この写真加工機能を使って、FilmStory一本で手作りすることも基本的には可能です。


9 アニメーションメニュー

画像のアニメーションパターンもFilmStoryの中には基本的なものが用意されています。画面画像にはありませんが、アニメーションパターンを設定したのち「保存」をクリックすると戻った画面には「ズーム倍率」という項目が追加されていると思います。「1.2〜3.0」のメニュー項目が新たに表示されますが、その項目を変えることでアニメーションの動き具合を調整することができます。

GUI12

10 字幕リスト

この画面は字幕の追加と設定した字幕をリスト表示する機能があります。「字幕を追加」ボタンをクリックすると挿入する字幕の細かい設定ができます。また、設定済みの字幕がある場合はその項目をクリックすると同じように字幕設定メニューが開きます。


11 字幕設定メニュー1

項目一つ一つの解説はいたしませんが、文章内容の入力、表示時間の設定、フォント、文字の大きさ、レイアウトなどなどが設定できます。

 

※重要な解説があります※

操作解説に入る前に「テスト書き出し」のムービーを見ていただいき、そこでFilmStoryのバグについて触れました。そのバグを回避する方法ですが、字幕設定の「終了時間」を画像自体の「表示する時間」よりも短く設定してください。字幕が次のカットにも消えずに残ってしまうというバグは、終了時間を短く設定することで一応回避できます。しかし、終了時間も1秒単位での設定となりますので、どれだけ調整をかけても、表示写真とぴったり同じタイミングで消すことは現時点のアプリバージョンですと難しいようです。


11 字幕設定メニュー2

この後にいくつか字幕サンプルを紹介いたしますが、FilmStoryの難点として、文字組み(文字レイアウト)の調整のしにくさがあります。12番の文字揃え設定をした画面画面ですが、「左揃え」の「上配置」を設定すると、画面左上の角にピタっと設置されてしまいます。Phontoのように「移動」機能で少しずつ任意の場所へ設置場所を移すことも不可能です。

例えばSNS用のムービーを作成するのであれば、この状態でもおおきな問題ではありませんが、結婚式場の披露宴会場でスクリーンを使って上映することを想定した場合、間違いなく文字が見切れていきます。仮にスクリーンではなく、自宅のTVでDVD再生するといったケースでも見切れてしまう可能性がかなり高いと思われます。

映像制作では、上下左右の端から10%以内には文字を入れることは避けることが鉄則ですし、できるのであれば20%以内に文字を入れないのがベストです。

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プロフィールムービー手作りあるある記事より引用]

 

この問題を回避すべく、筆者は文字の頭にスペースを入れて、すこし文字を内側へ入れてみたり、あえてセンター配置に設定して、改行を入れたりして、すこし上の方へ文字位置をもっていってみたりしましたが、あくまでもスペースや改行といった1文字、1行の移動となり、意図する場所に文章を設置することが大変難しく、結果的にはPhontoで組み直すことが多い結果となりました。

 

 

※重要な解説があります※

第一部にて今回の実験企画の教訓の一つとして「文字などレイアウトはセンター中心で考える」を教訓にあげた理由はここにあります。FilmStoryで文字入力をする内容はセンターレイアウトにすることをオススメします。また、センター配置であれば下配置に設定してもフォント設定や「-」文字を入力するだけで程よい場所にテロップが挿入できます。

 

これらの工夫をほどこした、実際の字幕入力画像がこちらです。

GUI13

この3つの画像のように、スペース、改行、表示されない記号文字を駆使して微妙な文字の配置調整を行いました。

これはグラフィックデザインあるあるのような話になるのですが、文字記号や半角文字はフォント(書体)次第で適切な変換ができずに未表示になることがよくあります。今回のフォント設定した「ふい文字」に限らず、おそらく他の和文フォントでもこの方法は有効だと思います。(試してはいません)

 

以上で動画編集にまつわる操作解説を終わりにします。

今回の動画制作はこれらの機能を全編にわたって利用しましたが、特に映像の最初やエンディング部分で流れの間(ま)を作ることが写真素材だけでは難しいために、筆者は無地の真っ白な画像と真っ黒な画像もあらかじめ用意して、必要に応じてそれらの無地画像を挿入いたしました。

無地の白黒画像は本号よりダウンロードできますのでお使いください。無地の白画像はこちら。黒画像はこちら

最後に筆者が素材を並べた実際の画像を掲載しますので、参考にしていただければと思います。

GUI14


8.動画書出しと上映準備


 いよいよ、第一部からはじまり三部にわたって解説した手作りムービー制作も大詰めとなりました。

ここからは最終工程となる

♯5 [動画書出し]完成した動画を書き出す。

♯6 [上映の準備]DVD化する。SNSにアップロードする。

を続けて解説します。

 

それでは、動画の書き出し方法の説明いたします。

GUI15

1 保存メニュー

今回の企画で何度か触れていますが、今回は無料アプリで作成するためにFilmStoryの「お試しチケット」機能を活用します。


2 サイズ選択メニュー

今回はフルHDサイズでの仕上げを目標としていますので、1920×1080サイズを選択します。今回の目的以外では、用途に応じたサイズをこのメニューで選択してください。


3 フィルタ or 保存

サイズ選択をすると、書き出し中のローディング画面が入り、書き出しが完了するとこの画面が表示されます。

画面のタイトルを見ると「フィルタ」となっていますが、実はFilmStoryは書き出した動画ファイルに対して、さらにフィルタ処理をすることができます。しっかり検証できたわけではりませんが、一度だけ書き出してみた結果、この段階でさらにフィルタ処理を行うと、画質面で厳しい印象でした。

ここでさらにフィルタ加工することはせず、保存へ進めることをオススメします。

 

書き出しの説明は以上となります。YouTube等に投稿する場合は、引き続きFilmStoryから「共有」で手順を進めることができますが、その内容を含め上映の準備へ解説を進めたいと思います。

 

上映の準備について

まず、改めて上映の手段を整理してみたいと思います。

筆者が一番オススメする方法は、DVDやBlu-rayディスクといったディスクメディアを作成する方法となりますが、それ以外に考えられる方法は2つあります。

1つは、あくまでも動画ファイルでフィニッシュとして、PCを会場もしくはご友人等にお借し、会場で動画ファイルをPC再生する方法。

もう1つは、事前にYouTube等にアップロードしておき、会場もしくは自身、友人のPCで再生する方法。

 

まず一番最後のYouTube等にアップする場合ですが、これはFilmStoryの共有機能を使ってYouTubeにアップする方法で良いと思います。ただし、この方法は当然のことながら再生する際にインターネット接続が必須となります。

次はPCから動画ファイルを再生する方法ですが、この場合はなんだかのデータ転送の手段を使って、本番で再生するPCへデータを転送する必要があります。例えばご友人が余興でPCを使うことが事前に分かっている場合などは、そちらと合わせて会場に相談されると良いと思います。

 

最後に、筆者が上映再生の安定面としては一番だと考えるメディア作成についてですが、スマートフォンから何かしらのメディア作成することは現時点では不可能ですので、PCでなにかしらディスク作成するソフトウェアでの作業を追加で使うことが必須になります。本号ではディスク作成の解説は割愛させていただきますが、DVDの作成自体は比較的新しい機種のPCであれば、デフォルトでアプリケーションが用意されている可能性が高いと思います。

ディスクを作成する方法ですが、料金がかかりますが別の方法もあります。それはカメラのキタムラ等が行っている、ダビングサービスを使う方法です。

カメラのキタムラダビングサービス:http://www.kitamura.jp/shopping/osusume/os001.html

カメラのキタムラではブルーレイディスクへのダビングサービスも行っています。DVDへのダビングも含めて、PCがなくディスク作成のしようがないという方はこの方法を検討されてみても良いと思います。


9.まとめ


三部作となった「スマホの無料アプリでオープニング手作りに挑戦」企画は以上で終わりとなります。

結論や総括、教訓については第一部でまとめた内容が全てではありますが、手段や機器はさておき、コツコツとお二人で協力して手作りしたムービーであれば、おのずと思いのこもった素敵な映像になると思います。

お二人で楽しく手作りにチャレンジしてみてください!

 

後日、特別号にてプロフィールムービーも掲載しますのでお楽しみに!


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|お知らせ|

ココロスイッチは202324日より新しいオンラインショップサイトへ移行します。

新ショップはURLが変わります。24日以降は下記のサイトをご覧ください

https://shop.kokoro-switch.com/


第一部に続き、第二部に入ります。ここからは具体的に制作手順を解説していきます。

第一部で教訓を書きましたが、それら教訓はこれから説明するフローに沿って進めた結果、得たものになります。教訓通りにしなかったところは、失敗したり苦労が多かった箇所になります。失敗や苦労話のところには特にご注目ください!


1.手作りの流れ


まず、オープニングムービーやプロフィールムービーを自作する際の流れ(作業手順)を列記してみます。

 

作業手順

♯1 [パーツ集め]写真を集める。写真をスキャンしスマホに読み込む。

♯2 [設計書作り]曲を選ぶ。曲のメロディーに沿って、写真の順番、テロップの内容、時間の割り振りを決める。

♯3 [パーツ加工」写真の補正加工をする。フォトコラージュをする。デザイン文字を入れる。

♯4 [動画の編集]素材並べと時間調整、アニメーション付け、テロップ入れをする。

♯5 [動画書出し]完成した動画を書き出す。

♯6 [上映の準備]DVD化する。SNSにアップロードする。

 

手作りムービにおける作業手順はこのようになります。

参考までに、今回オープニングムービーを制作する時に筆者が各工程に費やした時間を書き出しておきます。

 

各工程で要した時間

♯1 [パーツ集め]1時間 ※写真集めにかかった時間は除外

♯2 [設計書作り]3時間

♯3 [パーツ加工」7時間

♯4 [動画の編集]6時間

♯5 [動画書出し]数分

♯6 [上映の準備]10分

 

合計すると約17時間の作業になりました。筆者はこれを仕事としていますので、仕事中に約2/3ぐらいの時間を使い、のこりの1/3は自宅や移動時間等に作業しました。

また、筆者の場合はこういった制作全般に慣れていることから、曲選び、テロップ内容、時間割り振り、写真加工やコラージュ等は不慣れな方よりも大幅に早く進められていると思います。

作業環境についても、PCに接続済みのスキャナーはすぐそばにありますし、フォトデータのスマホ移動、最終ビデオデータのPC上でのDVD化もスムーズに処理しています。

唯一今回の検証で初めて取り入れた動画編集アプリFilmStoryの実作業は不慣れなため、時間を費やした印象がありますが、それでも日常的に動画編集アプリを使用していることから、慣れるまでの時間は大幅に早いと思われます。

以上のことから、編集以前の作業環境がどこまで整っているか、映像にどこまでこだわるか、写真加工アプリなどの慣れがあるか等々にもよりますが、手順通りに進めたとしても20時間以上は費やすことになると思います。

スマホとメモリーカード等でのデータ移動に苦戦したり、アプリのダウンロードやDVDの作成がうまくいかなかったり、当然写真コラージュや動画編集も初めてで苦戦したりと、スムーズにいかないことの連続だと思います。上記の17時間はあくまでも参考程度にしていただき、写真集めや実制作は挙式日よりも余裕をもって取り組みましょう。

それではここからは、アプリ画面の画像なども掲載しながら具体的なフローを説明しています。


2.パーツ(写真)集め


写真を集めながらイメージを膨らませる

話をわかりやすくするために、手順1が[パーツ集め]手順2が[設計書作り]としましたが、実際には同時並行で進めるような工程になります。

例えば一般的なプロフィールムービーは、新郎の生い立ち写真が10枚、新婦の生い立ち写真が10枚、2人のデート写真が10枚の合計30枚を使って映像を作るのが基本となりますが、これはあくまでスタンダードなプロフィールムービーであり、手作りとなると、例えば合計枚数が50枚の動画を作りたいとか、普通のプロフィールではない一風変わった流れの動画にしたいというような2人のムービーイメージがあると思います。

ココロスイッチで扱う一風変わったプロフィールに「ルージュ」がありますが、この写真素材の内訳は、新郎新婦それぞれの生い立ち写真が各10枚・2人のデート写真が7枚・特別なポーズ写真が25枚というようなプロフィール映像になります。

このように正確に必要枚数が割り出せているのは、基本となる映像がすでに出来上がっているからであり、設計書作りが終わっている状態ともいえます。よって、必要な枚数の写真さえ揃えば要望の動画ができるわけですが、今回の自作の場合は特に決まった流れがあるわけではなく、あくまでもおふたりが自由に流れを作れるため、写真を探しながら、映像の流れの設計をしながら、というのが現実的な状況になると思います。

手当たり次第に写真を集めても、設計書次第では使わない写真がおそらく出てきますし、写真が足りない自体も起こると思います。設計書を先につくっても、デートショットが足りなくて、追加で撮影したりということも必要になるかもしれません。

どちらのケースを考慮したとしても、結局「写真」がないと実制作はまったく進められないので、ふたりの生い立ち写真や2ショットデート写真はまずは多めに集めて、どんどんスマホに入れましょう。

そして、写真を集めながらふたりでどんな感じのムービーにするか、ベースとなるBGMは何にするかを話し合い、設計書を組み上げましょう。

設計書を組み上げてみて、足りない素材があれば実制作に入るまでに、スマホにデータを集めておきましょう。

もし、手本となるムービーがあるという方は、その手本ムービーの中で使わている写真の枚数を数えて、その枚数分の写真集めをスタートしても良いと思います。

IMG_8755

[プロフィール映像で使う生い立ち写真も含め、使用する写真をすべてスマホの写真フォルダへ集約]

 

設計書の説明に入る前に、集めた写真をスキャンしスマホへデータ転送する方法について説明します。


写真をスキャンしスマホに転送する

小さい頃の写真等はいわゆる紙焼きの状態で保管されていることも多いとおもいます。そういった紙焼き写真はデジタルデータに変換が必要です。デジタルデータに変換する方法をいくつか紹介します。

スキャナーの有無、スキャナのワイヤレス対応の可否等々の条件によって、スキャンとデータ転送の方法は変わってきます。スキャナでスキャンしてスマホにデータ移動する方法はいろいろな組み合わせがありますので、この点については代表的なやり方のみ紹介します。

 

▼スキャナを使ってスマホにデータを集める方法

◯ワイヤレス対応スキャナでスキャンし、スキャン後にスマホにワイヤレス転送する。もしくはスキャナとスマホを有線接続(USB接続など)し転送する。

◯PCに接続したスキャナでスキャンし、microSD等のメモリカードでスマホ(iPhoneは不可)にデータコピーする。もしくはPCから自身が使っているiPhoto、Googleフォト等のフォトクラウドサービスでスマホにデータ同期する。(ちなみに筆者の私はこの方法で、スマホにデータを読み込みました。)

 

▼スキャン時の「画像解像度」の設定値について

「画像解像度」については、ここでは詳しく技術概要の解説をいたしませんが、デジタルデータの取り扱いはcmといった長さよりも、縦横方向のピクセル数の方が重要になります。デジタルカメラでいうところの画素数であり、ピクセル数の多さです。後ほど詳しくは解説しますが、今回使用するアプリの特性上、L版写真の横向き状態で長辺を1500ピクセル以上で取り込む必要があります。

pt1

そのため、一般的なL版横写真の長編を1500ピクセル以上にするために、画像解像度は「400dpi(ppi)」以上に設定してスキャニングを行います。(スキャナによって、解像度の単位がdpiとppiがありますが、同じと理解してください。詳しく解説しませんが、厳密にはそれぞれの成り立ちや概念は違います。)

400dpi「以上」に設定と書きましたが、結論から言うと500dpiで取り込めば間違いありません。

ただし、プリクラのような小さいものを取り込む時、L版写真が集合写真等で自分にズームアップしたいというような時、この二つのケースでは、より大きな解像度を設定してください。500dpiより数倍大きな解像度で取り込み、取り込んだ画像のピクセルサイズをチェックして、1500ピクセル以上を目指してください。

もう一つ、縦向きの写真の解像度はどう設定するかですが、結果的には横向きと同じ解像度で問題ありません。ただし、縦向き写真は今回のアプリ機能だと、レイアウト面やアニメーション面でうまくいかないことが多いので、基本的には横向きを軸に写真選定されることをお勧めします。詳しく知りたい人は次の説明をお読みください。

 

▼解像度設定と縦型の写真取り込みに関してさらに詳しく説明します。(細かく気にしない方は飛ばしてください)

まず今回作成するムービーですが、最後ビデオファイルの出力(書き出し)想定がフルHD(ハイディフィニション)と言われる、現在では一般的に高解像度と言われる横1920ピクセル×縦1080ピクセルを想定しています。いわゆる地上波デジタルTVやBlu-rayディスク相当の映像サイズです。ちなみにDVD等は720×480ピクセルの映像サイズとなり、DVDとフルHDの単純な画素数比率で言うと、6倍となります。

hd02

今回作成した動画を最終的にDVDにするのであれば、DVD相当のサイズ(720×480)に合わせてスキャニングをするのが本来は正しいです。しかし今回はスマホでHDサイズの動画編集が可能かを検証する目的があったり、最後にどうやって上映するか(DVDなのか、Blu-rayなのか、PC再生なのか、YouTube等アップロード再生か)は作成者の希望や式場の設備状況によると思いましたので、どのようなケースにも対応できるフルHDサイズでの検証を進めています。これをDVD想定から始めてしまうと、フルHDへコンバートしたいといった場合には、基本的に写真スキャンからすべてやり直しになります。

少々話がそれましたが、今回はフルHDサイズの映像を作成することを念頭に、スキャニング時の解像度設定を解説いたします。

先ほど、今回のアプリの特性上として1500ピクセル以上の写真画像として読むこむ必要があると言いましたが、400dpiで取り込むと横2000ピクセル、縦1400ピクセル程度の画像として読み込めます。(スキャナの機種や写真原稿の自動切り抜き次第で、ピクセルサイズは若干前後すると思います)

400dpiでスキャンすれば、1500以上であり、かつフルHDの映像サイズ1920よりもわずかに大き写真素材として読み込むことができます。

動画編集で写真にズームアニメーションをつけたり、それ以前にコラージュアプリで拡大トリミングしたいというケースが出てくると思いますが、それを想定する場合は、拡大倍率にもよりますが500dpiでスキャニングするれば基本的には画質は綺麗に保たれます。

アニメーションや拡大をしないという場合でも、いざ編集作業を始めたらちょっとズームとか、ちょっと顔をアップに、というケースが出てくるとおもうので、500dpiに設定しておいて損はないと思います。

epson

[EPSON Scanの解像度設定]

 

<L版写真をスキャンした時のサイズ>
解像度300dpi:1500×1050ピクセル HDサイズに足りない
解像度400dpi:2000×1400ピクセル HDサイズとほぼ同じ
解像度500dpi:2500×1750ピクセル HDより一回り大きい

次に縦向きの写真ですが、結果的には500dpiで取り込みをすれば、縦方向の長編が2000ピクセル程度になりますので、HDの縦サイズ1080を大きく上回ります。よって、画質面の問題はまったくありません。問題はレイアウトやアニメーション面です。基本的には縦写真をビデオ画面内に入れたいと思えば、左右に大きな余白ができます。それを避けたいと思って、写真を画面いっぱいにし、下から上に移動しながら見せていくアニメーション(パンアップ、ティルトトアップといったりします)をつけて対処したりすることもありますが、他のシーンと比べて、そこだけ極端に左右に空きが出ることも、上下動の激しいアニメーションがつくことも、筆者個人としてはあまりバランスが良いとは言えないので、できるだけ縦構図の写真は使用しないように心がけています。

tate

[FilmStoryで縦型写真を読み込んだ時の画面]

 

複数枚の写真を一枚のカットにレイアウトする(コラージュ画像を作る)ような時は縦構図の写真も巧みに使った方が良いと思いますが、生い立ちの写真やデートショットを一枚一枚見せるシーンでは、アンバランスになることを前提に割り切って使うしかないと思います。テクニックとしては、先ほど挙げたような写真に上下移動のアクションをつけたり、全体像の縦写真と自分たちのアップ部分だけを切り抜いた画像を組み合わせて、余白部分を埋めたりという工夫ができると思います。

 

スキャナと使う場合の解説は以上です。次に、スマホのカメラ機能を使うやり方を紹介します。


スマホのカメラで撮影する方法

カメラアプリで撮影する方法と文書等を手軽にスキャンするアプリで撮影する方法の2パターン紹介します。

どちらの方法もスマホ端末に直接画像を保存できますので、データの転送作業がなくなり、先々の写真加工や動画編集がスムーズに行えます。

デメリットは、スキャナでスキャニングする時よりも写真が歪んだり、取り込み後の画像のシャープさ(輪郭表現の精細さ)が欠けたり、光や撮影者の写り込み等により均一で綺麗なスキャニングが難しいことになります。

 

▼スマホ標準のカメラアプリで撮影する

撮影時の注意点とポイントを付け加えておきます。

先にも触れたとおり、今回はアプリの性質上長編を1500pピクセル以上にする必要がありますので、写真を撮影する際はできるだけアップで撮影する。スクエアサイズ(真四角)での撮影はしない。

ちなみに、iPhone4s〜6 Plusまでのメインカメラ(iSight)の写真サイズだけお伝えすると3264×2448ピクセルの800万画素です。6s以降は1200万画素とさらに高解像度になっています。

撮影のコツですが、撮影するときの部屋の照明や外光の入射具合によりますが、いざ写真をテーブルに置いてスマホカメラで撮影しようとすると自分や影や、照明器具の明かりが写り込んでしまうことがあります。

それを回避するためには、テーブルに置いて撮影するのではなく、剥がれやすい両面テープ等で写真を壁に貼って、自分は直立でカメラを正面に向けて撮影する方法もありますので、こちらもお試しください。

isight

[iPhone iSightカメラで写真を撮影する様子。よく見ると写真に撮影者が写り込んでいます。]

 

▼Office Lensで写真を撮影する。傾きを補正する。

撮影したときの傾きを補正するアプリを使用します。スマホ純正のカメラアプリに比べると補正処理が入ることがあり、画像が若干劣化する印象があります。この方法は真上からスマホを構えると影や電球の写り込みが入ってしまうというときに、写真を煽って撮影しても、アプリの方でいわゆる台形補正をしてくれます。方法としては大変有効ですが、例えばiPhone6で撮影した場合、3264ピクセル×2448ピクセルの写真からさらに、台形補正と余白を取り除く切り取り作業が入りますので、撮り方次第では、補正後の写真サイズが小さくなります。

この方法でも、やはりなるべく写真に近ずいてアップで撮影しましょう。こちらの画像が実際にOffice Lensでスキャニングしている画面です。操作はとっても簡単です。

officelens

[Microsoft社製、Office Lensのアプリ画面]

 

代表的かつ操作が簡単な台形補正アプリとしてMicrosoft社のOffice Lensを紹介しましたが「スマホ スキャナ 傾き 補正」等でネット検索するとこの他にも色々なアプリが出てきますので、お試しください。

 

「手順1[パーツ集め]写真を集める。写真をスキャンしスマホに読み込む」については以上です。

次に手順2の[設計書作り]について解説します。


3.設計書(映像構成)作り


設計書作りは、曲を選ぶ。曲のメロディーに沿って、写真の順番、テロップの内容、時間の割り振りを決める。といったデザイン面よりも映像の流れと入れる要素の時間配分を「整理」することが一番の目的です。

頭の中でなんとなく「整理」するのではなく、紙に手書きするか、メモソフト等に入力して「整理」してみましょう。キレイに書くことよりも、とにかく何かに書き出すことが重要です!

 

▼曲を選ぶ

まずは曲を決めましょう。オープニングムービーは2分程度、プロフィールムービーは5分程度のBGMにすることをオススメします。

仮にオープニングムービーを4分、プロフィールムービーを10分とした場合に、制作にかかる編集時間は単純に2倍になると思ってもらって良いと思います。作業が大変だから短くした方が良いというアドバイスでもありますが、長すぎる映像は見る側にとってもあまり良い印象を持ちませんし、長い分それなりの完成度が必要になる為、不用意に長い映像は避けることをオススメします。

また、BGMはできれば第三候補ぐらいまで、目星をつけておくと良いと思います。第一希望のBGMですんなり制作に入れれば良いですが、設計書の段階で写真やメッセージを埋めてみた結果、思ったような流れにならないとか、尺がすこし短い、反対に尺が少し長いといったときに、第二候補、第三候補の曲に変更するといったケースもあります。

 

参考までに、今回オープニングムービーとプロフィールムービで使用した音源はこちらのサービスからmp3ファイルをダウンロードして使用しています。

musicsite

JAMENDO MUSIC:https://www.jamendo.com/start

※著作・ライセンス関連については、今回詳しく解説いたしませんが、クリエイティブ・コモンズ(通称:CC)という枠組みのライセンスで使用の許可がされている楽曲を使わせていただきました。CCを簡単に説明すると、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をしたコンテンツということになりますが、楽曲であれば再配布や楽曲自体の編集の禁止、また作曲者や曲名の表記の有無などの決まりが楽曲ごとに定められていますので、詳しくは使いたい楽曲のライセンスページをご覧ください。

 

▼曲のメロディーラインを割り出しBGMの流れを掴む

改めて、完成映像を見てみましょう。

写真提供:世界中の絶景でウェディングフォトを撮影しているBackpack Wedding
公式Web:http://backpackwedding.com/
Facebook:https://www.facebook.com/backpackwedding/

 

今回筆者がサンプル映像を作るために、曲を選んだのちに書いた設計書がこちらです。

plan

実はこの設計書の前に、別の曲でメロディーラインを割り出して、入れたい写真やテロップの入れる箇所の見当をつけてみた曲があるのですが、二人のデートショットを連続で並べるまでの、冒頭タイトルとショートプロフィールの部分がその曲だとうまく並べられそうになかったので、曲調はよかったのですが、この曲にチェンジした経緯があります。

BGMを変更し、改めてメロディーラインを取り直した結果が、紙の左にかいてある「♪BGM」という欄です。

Aメロ→Aメロ→Bメロ→Bメロ→ブリッジ(間奏)・・・と書いてありますが、それに合わせてタイムコードも秒単位で書いてあると思います。

音楽は不得意という方も心配いりません。筆者がいう曲のメロディーラインを割り出すといいのはメロディーが繰り返されるところや曲調が変わる「節目」をただ書いているだけで、拍子や小節、使われている楽器等を事細かに分析しているわけではありません。まずは決めた曲の節目節目を参考写真のように左に並べてみてください。

 

▼節目にストーリー展開を書く

書き終えたとして、例えば今回のサンプル映像の曲はざっくり10秒間隔で節目がきますので、その節目にあわせてストーリーを展開すればいいということになります。

今回のサンプルで筆者は「Photo」の欄の緑で描いてある説明文字のようにストーリ展開(シーン)を割り振っていきました。そして、さらに細かくカットを割り振っていきました。

具体的には、例えば「2人のイメージ」というシーンはAメロで10秒間の時間がありますが、新郎新婦それぞれ5秒ずつのカットを割り振りました。

次のシーン「2人のプロフィール」では、新郎新婦それぞれにBメロ10秒間を分配しています。ここはプロフィール紹介ですので、文字数が多くなることを想定し、節目をひとつずつ配分しました。

このようにして、BGMの最後まで、節目を意識しながらシーンとさらに一段細かくカットを割り振っていきます。

 

▼カットに文字要素や写真内容の見当書きをいれる

このシーンとカットの割り振りをしながら同時並行で、赤いペンで書き記してあるようないわゆる「テロップ」「字幕」といわれるコメントを挿入する箇所も当たりをつけていきます。

また、シーンやカット展開と合わせて必然的に決まってきますが、「ここは新郎の小さい時の写真」「ここは新婦1人のイメージ写真」「ここからが2人のデートショット」などというような挿入する写真内容もメモをしておきます。

 

▼当たりをつけたテロップ挿入箇所の文章を考える

動画の最後までカットの割り振りまでできたら、文章内容を十分に見当し、文字情報を確定させましょう。

注意点としては、文字量があります。こちらの「プロフィールムービー手作りあるある【失敗編】」記事にもあるように、

日本人が読める文字数は、一説には1秒で4文字といわれています(実際はもっと認識できるという話もあります)。
これだと例えば文章が20文字の場合、20文字÷4文字で、読むのに5秒間はかかるという計算になります。

ですので、例えば1カット5秒の箇所には20文字程度、10秒のところには40文字程度を目安に文章原稿を考えると良いと思います。

実際に文章を考える段階は、この設計作業の大詰めになります。

ここまで順序立てて、曲の分析、シーンとカットの割り振り等々を進めてきましたが、入れたい写真や文章を決める段階にさしかかると、シーン展開に合う写真がないとか、反対に当てる文章がパッとしないために写真を変えてみるといった、推敲作業に移っていきます。

実際筆者も、掲載している設計書写真が1枚目という訳ではなく、初期はもっとラフで写真と写真に対しての文章を書き出す作業をしています。そして、文章を固めながら、多めに集めた写真データの中から「この写真をつかおう」と目星をつけることも行っています。

第一部で書いたように、今回の動画制作ではテロップを入れるために使う手段が2通り出てきます。ひとつは写真コラージュアプリ「Phonto」で文字をいれる方法。もうひとつは動画編集アプリ「FilmStory」で字幕処理する方法。

第一部の繰り返しになりますが、Phontoで文字入れをする場合、複数枚コラージュ画像を制作したとして、最初に作成したコラージュ画像の編集プロジェクトは残っていませんので、文字情報を変えたいと言った時に、一から作り直すことになります。この作業は重なれば重なるほど疲れが増していきますので、文章は実編集に入る前に確定させておくことをオススメします。また、教訓で書いた通り、基本はセンター配置で文章を示させることを念頭に置いて考えていきましょう。

筆者は、文字原稿を確定させる作業を終わらせないまま実編集に入りましので、コラージュ画像の作り直しを頻繁に行う結果になりましたし、必然的にコラージュアプリと動画編集アプリを行ったり来たりすることも多くなり、大変な思いを致しました。

 

設計書(映像構成)作りの解説は以上です。


設計作業でつまづいたり、難しいと感じた方は下記のような方法もあります。

 

◯ゼロからではなく、参考動画をベースに考える方法もある

私にはゼロから映像の流れを組み立てたり、文章のイメージもまったく湧かないという方はなにかしら参考となる動画を探してきて、それを真似する方法が良いと思います。

その場合は、その参考動画の要素写真の必要枚数、テロップの挿入箇所数などを割り出して、メモを取り、その要素を自分たちが選んだ曲に当てはめ直す作業を行ってください。面倒でも、この作業はやっていただいた方が、結果的に写真加工や映像編集に入ってからの作業が効率的になります。

 

◯BGMの流れは無視して、写真やテロップを好きなように並べる方法もある

BGMは好きな曲が流れてればオッケーという方もいると思います。無理して曲の展開に写真やテロップの出るタイミングを合わせる必要もないし、尺が足りなければ2曲目を足せばいいし、短ければ成り行きでBGMがフェードアウトしてくれればいい。こんな方も多数いらっしゃると思います。その場合、極論手当たり次第テロップと写真を頭から入れていけばオッケーですが、簡単でもいいので、写真の順番とメッセージ内容をあらかじめメモ書きしておく設計作業はやっておくことをオススメします。

スマホに向かいながら、順番がこれじゃない、それでもない。テロップがああでもない、こうでもない。とやるのは結構疲れます。

 

第二部は以上です。第三部より、写真加工、コラージュ画像作成、動画編集といったアプリでの実作業に入ります。


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