
撮って出しエンドロールお名前・コメント『完全マニュアル』 ~お名前の上映は「有り?」「無し?」~
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https://shop.kokoro-switch.com/
撮って出しエンドロールにゲストのお名前を上映するのか、しないのか、もし、上映する場合はどんな順番で流すのか。
コメントを添えるべきか、どんなコントを付ければいいのか、などなどいろんな疑問にお答えします。
撮って出しエンドロールを行う予定のカップルは、まずはこの記事を読んでから取り組んでくださいね!
お名前上映の有無について
1.まずは、お名前上映をするかどうかを考えよう!
「え!撮って出しエンドロールって当然、名前を流すものじゃないの?」
冒頭のタイトルを見て、こう思われた方も多いかと思います。
それもそのはず、「撮って出しエンドロール」は世の中に出てきた時から、お名前上映とセットになっていましたから。
そもそもだからこそ「エンドロール」と呼ばれていたりもするのですが、最近はちょっとその辺の事情も変わってきたんですね。つまり、お名前上映は必須ではなくなってきたんです。
なぜそうなってきたか?これについてはいろいろな意見があると思いますが、何と言っても一番わかりやすいのは「映像が綺麗になった!」ということかと思います。
映像が綺麗、しかも映画のようなワイド画面で構図もいい。「だったら綺麗に見てもらった方がいい!」という気持ちが大きいのかと。
もちろん、お名前を上映することによっていい部分もたくさんあります。
しかし、ここでまず言いたかったのは、どちらが良いかということではなく、「お名前上映は当たり前と考えなくてもいいですよ」ということです。
まずは、ここからスタートしてみませんか?
お名前の「有り」「無し」見え方の違い
あ、それと、蛇足かもしれませんが、お写真で作るエンドロールは断然お名前を流す方に賛成です。念のため。
2.お名前を上映する場合の良い所とは?
では、お名前上映について「有り無し」を検討するとして、まずは「有りの場合」と「無しの場合」、それぞれの良い所を考えてみましょう。
まずは「有りの場合」の良い所から。
■ゲストが多い場合でも、文字で伝えられる
例えば披露宴のゲストが100名以上になるような場合など、当日、一人一人に思いを伝えるのはちょっと無理かも。そんな場合でも、エンドロールでお名前を上映することによって思いを伝えることができます。
特に親族の方やお仕事関係の方に沢山来ていただくような場合、お名前にコメントを一言添えるのも良いでしょう。形式や格式を重んじるカップルには特にオススメです。
■直接的な表現だし、演出的に喜んでもらえる
何と言っても、お名前を流すのは、見ている人にとっても直接的でわかり易い気持ちの伝え方です。
また、ゲストとしてエンドロールを経験された方はわかるかと思いますが、自分の名前が「・・・出るか、出るか、、、出たー!」みたいなのは、わかってても嬉しいし、ちょっと楽しいですよね。
そういうのがいい!っていうお二人の気持ちも十分わかります!
3.お名前を上映しない場合の良い所とは?
では次に「無しの場合」の良い所を考えてみましょう。
■じっくりご覧いただくことができる=入り込める
お名前が出ないということは、ご覧になる皆さんがより映像に注視できるということです。
お名前を上映する場合は、どうしてもご自身のお名前が気になってしまいますが、そういうこともなく、お二人の世界に入り込んでいただくことができます。結果、披露宴の締めくくりにその日一日の感動をじっくり振り返ることができて、幸せを共有いただけることにもなります。
■ワイドで綺麗な映像を生かせる
前述したように、最近ではますます映像自体が綺麗になって見やすくなっています。画角も横長になって、お二人の一日を映画のように、よりダイナミックで、より綺麗に表現することができるようになってきました。
お名前を上映しない場合は、まずその良さを十分に引き立てることができます。余白を生かしたおしゃれな構図や、ロケーションの良さも映えますので、特に屋外での式や、ナチュラル、カジュアル、ボタニカルといったキーワードのある結婚式とは相性がいいでしょう。
■カジュアルになる
お名前を上映することに、どうしても儀礼的な印象を持つ方もいることでしょう。
お友達や気の置けない仲間が多く参加するような、カジュアルだったりアットホームなウェディングの場合は、あえて「名前無し」という方が「らしく」なることもありますよね。
4.スタイルに合わせてお名前「有り」「無し」を選択しよう
いかがでしょう。まだまだ他にもそれぞれ良い所はあるかとは思いますが、大事なのはお二人のスタイルにあわせて選ぶということはないでしょうか。
格式のあるホテルでの結婚式、友人とワイワイ楽しむ結婚式など、それぞれの結婚式スタイルに合わせた「撮って出しエンドロール」を考えて、お名前の「有り」「無し」を選択してみてはいかがでしょう。
「だったらあった方がいい!」のか「だったら名前無くていい!」のか。それぞれすっきり考えられる一助になれば幸いです。
では、いよいよ次からは「お名前有り」の場合に限って話を進めていきたいと思います!
お名前入れマニュアル
1.お名前を流す順番を決めよう!
お名前を上映するかどうか考えた末に、「お名前を上映する」と決まったならば、まずは、お名前を上映する順番を決めましょう。
とはいえ、上映する順番にはほぼ慣習がありますのでご安心ください。
一般的には次のような順番になります。
■大まかな順番
大まかには[1.ご新郎側ゲスト]→[2.ご新婦側ゲスト]の順番で上映します。
さらにそれぞれのゲストのグループごとの順番は次の通りになります。
※[ ]の括りで1グループとなります。
1.新郎側のゲスト
・[主賓]→[職場関係]→[ご友人]→[ご親族]→[ご家族]
2.新婦側ゲスト
・[主賓]→[職場関係]→[ご友人]→[ご親族]→[ご家族]
ここでのポイントとしては、[グループ]と[グループ]の間にスペース(間隔)を入れることです。
こうすると後でチェックする時にも確認しやすくなりますし、上映時にもゲストから見てわかりやすくなりますのでとってもオススメです。
では、まずはこのように大きくグループ分けしてから、次に各グループ内の細かい順番を決めていきましょう。
■職場関係
会社関係のゲストは上席の方から並べます。
・[上司・先輩→同僚→後輩・部下]
ここでの並び順は、普段の会社での上下関係の通りですので、比較的スムーズに決められると思います。
また、上司~部下までは1グループとして、特に間にスペースを入れる必要もないかと思いますが、上司を気にされる場合は、
・[上司]→[先輩・同僚・後輩・部下]
といった括りでグループに分けて、間にスペースを入れても良いかと思います。いずれにしてもサクサク並べていきましょう!
■ご友人
各友人グループごとに並べていくと良いでしょう。例えば、
・[大学の友人]→[高校の友人]など
ここでもグループの間にはスペースを入れましょう。グループ内での順番はそんなに気をつかわない部分かと思いますので、好きな順番で並べてOKだと思います!
■ご親族
ここから少し難易度が上がります。
でも大丈夫!親族に関しては次のポイントを意識すれば、うまく並べられると思います。
(ポイント)
・【家族単位】を意識してグループ分けし、順番を決めていきましょう。
それでは、早速手順をご説明します。
1.まずは父方のご親族、母方のご親族でグループに分けましょう
この大きなグループの並び順は
・[父方のご親族]→[母方のご親族]の順番です。
2.次にそれぞれの親族を【家族単位】で並べましょう
・|父方の親族|[祖父・祖母]→【叔父・叔母→従兄弟→従甥・従姪】→【叔父・叔母→従兄弟→・・・】
上の【 】内が一家族単位になりますので、[祖父・祖母]を先頭に、繰り返し一家族ごとにつないでいきます。
父方の親族の「叔父・叔母」はあなたのお父様の兄弟姉妹ですので、この一家族ごとの順番は、叔父・叔母の生まれ順で良いでしょう。
また、ここでもこれまでと同じように、グループの間にスペースを入れるのをお忘れなく。
父方の親族が終わったら、次に同じようにして母方の親族を並べていきましょう。
・|母方の親族|[祖父・祖母]→【叔父・叔母→従兄弟→従甥・従姪】→【叔父・叔母→・・・】
このように、ご親族については「家族」の単位を意識してグループ分けしていくのがポイントとなります。
ここまではいかがですか?文字で説明すると難しく感じますが、家族ごとに並べていくと考えれば、案外難しくはないでのはないでしょうか?
ところで、ここまでで説明した順番以外に、祖父・祖母をご家族の近くに表記する方法も多く見られます。
おじいちゃん、おばあちゃんには特に思いの強い方も多いかと思いますが、そのようなケースですね。
こんな時は次のような順番で良いかと思います。例えば、
・[祖父・祖母]→【兄弟姉妹→父・母】
といった並びになります。
ちなみに[祖父・祖母]と【兄弟姉妹→父・母】の間にスペースを空けるかどうかは、しっくりくる方で決めて良いかと思います。
また、父方、母方の双方のおじいちゃん、おばあちゃんを近くに並べる場合は、
・[|父方|祖父・祖母]→[|母方|祖父・祖母]→【兄弟姉妹→父・母】
というので良いかと思います。
この場合は、[|父方|祖父・祖母]と[|母方|祖父・祖母]、さらにご自身のご家族との間にそれぞれスペース(間隔)を一行空けて表記する方がスマートかと思います。
■ご家族
さぁ、いよいよ大詰め、もう一息で完成です!
ご自身のご家族の順番は次のようにするのが一般的です。
・[兄弟姉妹→父・母]
兄弟姉妹が結婚されていない場合は、その方は家族のグループの中で表示すれば問題ありません。また、その方と父母との間にスペースを入れるかどうかはしっくりくる方で決めて良いかと思います。
では、兄弟姉妹が結婚されている場合はどうでしょう?ここではちょっとしたバリエーションがあります。例えば、次のような場合です。
□兄弟姉妹が結婚して家族同伴で出席している場合
この場合も前の親族のケースと同じように「家族」を単位として並べると良いでしょう。例えば、姉がご主人とお子様で出席されている場合は次の通りです。
・【義理の兄(姉の旦那様)→実姉→甥・姪】→【(未婚の)兄弟姉妹→父・母】
前と同じように【】が一家族単位となりますので、家族間はスペースを一行空けると良いでしょう。
これの応用で、複数の兄弟姉妹が家族同伴で出席される場合は、
・【義理の兄→姉→甥・姪】→【弟→義理の妹(弟のお嫁さん)→甥・姪】→【(未婚の)兄弟姉妹→父・母】
となります。
この場合も家族と家族の間にスペースを空けるとわかりやすくなります。
□兄弟姉妹が既婚者で、お一人で(またはお子様のみ同伴で)出席している場合
この場合は、無理にグループ分けしなくても良いかと思います。家族のグループに入れてあげて、次のような順番にするのがスマートではないでしょうか。
・【既婚の兄弟姉妹→その子供(甥・姪)→未婚の兄弟姉妹→父・母】
2.一番わかりやすく順番を決める方法とは?
これまでご紹介した方法でも「無理!」となった方、もしくは長い説明にうんざりした方。
そんな方にとっておきの方法をご説明します!
ここまで読んでいただいた方には申し訳ないのですが、次に説明する方法が一番わかりやすく早く決められると思います。
ただし!席次表が決まっていることが前提になりますので、まだの場合は頑張って前の説明に戻りましょう。。。
では早速、一番悩まなくて良い順番の決め方をご説明します!
■テーブルごとにグループ分けして紹介する方法
おそらくこれまで説明した方法と結果は同じようになるかと思いますが。
主賓以外の方をテーブルごとにグループ分けして紹介する方法です。大まかな順番はこうなります。
・[新郎側|[主賓]→[テーブルA]→[テーブルB]→・・・]→[新婦側|[主賓]→[テーブルA]→・・・]
1.上座のテーブルから並べていきます。
2.テーブルごとに、上位の方から順に紹介していきます。
3.テーブルが変わるところでスペース(間隔)を入れてわかりやすくしましょう。
4.最後はもちろんご両親になります。
この方法だと並び順の意図も伝わりやすくなりますし、ゲストの方もご自身のお名前を確認しやすくなります。
何より、席次表さえ手元にあればそれを見ながら決めていけば良いわけなので、お二人にとっても作業が楽になりますよね!
3.あまりオススメしない並び順
一方、ここまで説明した方法以外で実際に見かけるパターンでもあるのですが、かえってご記入が難しくなったり、わかりづらくなるような順番もあります。
次のような並べ方ですが、個人的にはあまりオススメできません。
■ご新郎側ゲスト、ご新婦側ゲストを混ぜて上席の方からご紹介する方法
・ゲストの方が見づらくなる場合が多いです。
・リストを作成する際にご自身での確認作業がしづらくなります。つまりお名前の漏れなどに気づきにくくなります。
■50音順で紹介する方法
・一見、無難な方法のようですが、かえって気をつかってないような印象になるかと思います。あまりオススメできません。
■順不同で紹介する方法
・これも上の50音順と同じ理由でオススメできません。最後に(順不同)と表記することも、かえってゲストに気をつかっていないような印象になると思います。
ただし、断っておきますと、上にご紹介した方法も決して間違いではありません。むしろ、プランナーさんによっては、これらの方法をおすすめする場合もあるようですので、ご検討の参考になればと思います。
4.順番を決めたら、次は正しいお名前を確認しよう!
お名前を並べ終えたら、必ずお名前の確認を行いましょう。
姓と名を確認するのはもちろんですが、漢字の間違いがないかもきちんと確認してください。
漢字の場合、とくに「ワタナベ」さんのように沢山表記のあるお名前や、「タカハシ」さんの「タカ」の字など、あくまでも正確な表示を心がけましょう。
5.敬称について
お名前の後の敬称ですが、一般的にはすべて「様」で大丈夫です。ただし、お子様のゲストは「くん」や「ちゃん」とした方がより自然です。
また、ご両親、ご兄弟姉妹については次のルールが一般的です。
・未婚の兄弟姉妹は敬称は「付けない」、既婚者には敬称を「付ける」
・ご両親には敬称は「付けない」
ただし、ご結婚されている兄弟姉妹については、出席される人数によって別々のケースが考えられます。
前の「■ご家族」の並び順で説明したように、夫婦揃ってご家族で出席される場合は、上のルールの通り、敬称を付けた方が良いと思いますが、お一人で出席される場合で、なおかつ【家族グループ】内にお名前を入れる場合は、付けなくても自然かと思います。
最終的には見た目にもしっくりくる方で、選んで良いかと思います。
コメント入れマニュアル
1.メッセージを入れるなら
さて、ひとまずお名前は並べられたとして、次にゲストの方にメッセージを入れたい!という方もいらっしゃることでしょう。
では、早速ご説明いたします。
■まずは、一人か、二人か、グループか。それぞれ自由にメッセージを考えてみよう
メッセージを考える際、すぐにメッセージの思いつくようなゲストもいれば、どんなメッセージを入れれば良いか迷われるゲストの方もいらっしゃると思います。
例えば、主賓の方や友人一人一人は思いつくけど、会社の方や親戚一人一人まではメッセージが思いつかないというのは、皆さん同じように感じるところじゃないでしょうか。
そんな時に無理やり一人一人にメッセージをつけるのは不自然ですし、文字が増えて映像的にも見づらくなってしまうのでいいことはありません。ですのでこの場合は、一人に送るか、二人なのか、それともグループか、MIXして考えてみましょう。
つまり最初から「ひとりずつ」とか「グループごと」とか決めないで、ある程度自由に考えてみるのです。手順は次のようになります。
1.真っ先にメッセージを思いつく人、無二の親友などには一人あてのメッセージを考える。
2.主賓の方には一人ずつ丁寧なメッセージを考える。
3.職場関係や友人でも二人なら思いつく人、グループなら思いつく人、といった風にまとめてメッセージをつけていく。
4.ご親族は家族単位でメッセージを考える。
メッセージを入れるからといって、これまでの順番を崩す必要はありません。
ここまでの方法でグループごとに並び順を決めましたので、場合によってはそのグループの頭か最後にメッセージをつけるだけでも大丈夫です。
もしグループの中で、一人とそれ以外の方でメッセージが分かれるような場合は、そこにスペースを追加して入れると見やすくなります。
■コメントの文字数について
コメントの文字数についてはある程度そろえた方が良いでしょう。
また、文字数が多いとかえって読みづらくなるので、文字数は20文字までくらいが適正です。簡潔にまとめられるようにするのが、伝わりやすくするポイントです。
■コメント記入の際の注意点
さて、コメントを入れる際にも幾つか注意する点があります。やはりゲストみなさんがご覧になることになりますので、そのことを意識することが必要になります。
また、あまり気にしすぎることもないかと思いますが、結婚式ならでの言い方、好ましくない言葉もありますので、幾つかご紹介いたします。
1.忌み言葉
結婚式ではなるべく避けるべき「忌み言葉」があるのはご存知かと思います。
エンドロールはもとより、プロフィールムービーなどでお二人がつけるコメントでも、なるべく使用を避けた方が無難でしょう。
結婚式での「忌み言葉」は大きく分けて3種類あります。
(1)別れ、終わりを連想させる言葉
(2)不幸、死を連想させる言葉
(3)繰り返しを連想させる言葉、重ね言葉
では、次に、それぞれどんな言葉なのか、例をご紹介します。
(1)別れ、終わりを連想させる言葉
別れる、切る、離れる、帰る、終わる、破る、割る、去る、飽きる、捨てる、冷める、壊す、裂ける、返す、嫌う、離婚、離縁、など
(2)不幸、死を連想させる言葉
死ぬ、逝く、負ける、病む、敗れる、滅びる、壊れる、散る、悲しむ、嫌う、倒れる、忙しい、亡くす、消す、枯れる、痛い、流す、悪い、忌み、弔う、失う、苦しい、泣く、退く、褪せる、弱る、潰れる、しめやかに、仏、葬式、僧、四、九、など
(3)繰り返しを連想させる言葉、重ね言葉
戻る、繰り返す、再び、再度、再婚、再三、二度、二回、度々、くれぐれも、かえすがえす、重ね重ね、いろいろ、またまた、ますます、たびたび、など
いかがですか?「なんもいえねぇ」ですよね。
厳密にはここに挙げた以外にもまだまだあるようなので、正直、全部チェックしていたら思ってることも言えなくなりそうです。
とはいえ、最近では少し寛容にはなってきているとも思いますので、まずは思った通りのコメントを書いてみて、その上で、例えば「別れる」「切る」「病む」「死ぬ」などあまりに直接的な忌み言葉をチェックし、修正するのが良いのではないでしょうか。
2.句読点は省く
句読点には「区切る」「終える」という意味がありますので、使わないのが好ましいと言われています。
とはいえ、句読点のない文章は読みにくくなってしましますので、次のような方法で対処しましょう。
・句点「。」→削除
・読点「、」→読点の箇所にスペース(空白)を入れる
また、句読点に意味を持たせるケース(「、、、」や「。。。」など)や文章にリズムをつけるために必要な場合もあるかと思います。そういった場合は、無理に省く必要はないと思います。
3.その他の注意点
エンドロールのコメントは対象の方だけではなく、皆さんご覧になっています。
ご両親やご親族に見られて恥ずかしいようなコメント、またご自身の品位を落とすようなコメントは避けるようにしましょう。
(避けるべき言葉)
・「やばい」「きもい」など仲間内で使うような俗語
・ギャンブルに関するような言葉
・下ネタや下品な言葉
・差別的な言葉
・宗教や政治に関する言葉
■実際のコメント例
実際にコメントを考える際、特に迷われるのは「上司、目上の方」や「ご親族」につけるコメントかと思います。
では、そんな時につける丁寧なコメント例を幾つかご紹介します。
尚、ご友人やご家族につけるコメントは、あまり悩まないかと思いますが、先ほど説明したように、節度を守ったコメントをつけてくださいね。
□主賓の方へのコメント
「ご祝辞をいただき ありがとうございました」
「お言葉を励みに これからも精進して参ります」
「いただいたお言葉を忘れず これからも邁進して参ります」
「乾杯のご発声 ありがとうございました」
□上司・先輩へのコメント
「いつも温かい励ましをいただきありがとうございます」
「これからもご指導の程 よろしくお願いいたします」
「いつも相談にのっていただきありがとうございます」
□ご親族へのコメント
「遠方より足を運んでいただきありがとうございました」
「お正月には夫婦で遊びに行きます!」
「いつも優しく見守ってくれてありがとうございます」
2・結びの言葉をつけましょう
エンドロールでは最後に締めのメッセージを表示します。
披露宴の最後を締めくくる言葉になりますので、心を込めた感謝の気持ちを簡潔に伝えられるよう心がけましょう。
最後に、例文を幾つかご紹介して終わりにしたいと思います。出だしの一文と、それに続く締めの一文で分けてご紹介しますので、組み合わせて考えてみてくださいね。
□出だしの一文
「本日はおいそがしい中お越しいただき ありがとうございます 」
「本日は私たちのために足を運んでいただき ありがとうございました」
「本日は私たちふたりの結婚式にお越しいただき 本当にありがとうございました」
「皆さまに支えられて 今日という日を迎えることができました」
□締めの一文
「これからふたりで力を合わせ 頑張っていきます」
「未熟なふたりですが これからも温かく見守ってください」
「今日の日の幸せを忘れず これからもふたり仲良く歩んでいきます」
「ふたりで力を合わせ 温かく楽しい家庭を築いていきます」
■最後までご覧いただきありがとうございます!
いかがでしたでしょうか?すっきりしましたか?
お二人にとっては、わからないことだらけで、気をつかうところ、迷われることも多いかと思います。でも大丈夫!あくまで大切なのはお二人の気持ちであり、また、お二人らしさを見失わないようにすれば、きっと皆さんに喜んでいただけますよ!
慣例や儀礼はいろいろありますが、あまり難しく考えずにお二人らしいエンドロールになるよう、ご準備頑張ってくださいね!
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