ゴールデンウィーク映画情報!激オシは2時間20分1カットの『ヴィクトリア』
今年のゴールデンウィーク(以下 GW)は4/29(金)の祝日(昭和の日)から5/8(日)までの最大10日間の大型連休になるとかならないとか。10連休はうらやましぃ〜。
10連休の方もそうではない方も「せっかくの連休だし、お出かけして映画でも見ようかな〜」という方に、GWに合わせて公開される映画情報です!
厳選した4作品をご紹介したいと思います!それでは、早速1作目の映画紹介です。
ヴィクトリア【5月7日公開】
個人的に一番のおすすめは、2時間20分、オール1カットのサスペンス映画「ヴィクトリア」です。ドイツの映画で、ロケ地はベルリン。昨年にはドイツ国内で公開されていて、昨年度のベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したのをはじめ、撮影監督が最優秀芸術貢献賞も受賞。ドイツ国内の映画賞を総なめにしている話題作です。
本作に関して、2時間20分、オール1カット(リアルタイム進行)という説明だけでも十分作品中の緊張感が伝わってきそうですが、一応簡単にあらすじを紹介しますと、スペイン人の少女ヴィクトリアがベルリンの路上で地元の若者4人組に「本当のベルリンを見せてあげる」と声をかけられ、一緒に遊んでいるうちに、若者のひとりがギャングの絡む金銭トラブルに巻き込まれていることが分かり、事態は急変してゆく…というような展開になっています。
この一連の展開を夜明け前のベルリンの町でワンテイク撮影をしたというのだから驚きです。ちなみに、合計3テイクだそうです。(おそらく日を変えて、3回撮影したのだと思います)シッパー監督曰く、最初の2テイクは映画として成立しなかったそうです。
撮影が一旦始まるとノーカットで撮影するので、通行人や酔っ払いに話しかけられてしまって、役者がアドリブで乗り切るハプニングも多数あったようです。つまり、これって、演技している役者として映画に出演している人もいるのですが、偶然通りがかった一般人も、NGでカットされているわけではなく、映画の中で使われていることになりますね。これはほんと見てみたい。
過去に個人的にストーリ展開と撮影技法ですごいな〜と思った映画にガス・ヴァン・サント監督の「エレファント」があるのですが、ヴィクトリアもほんと面白そうです!
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シビル・ウォー【4月29日公開】
二作目はキャプテン・アメリカシリーズの第3作にあたる「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」です。
シビル・ウォー(Civil War)とは「内戦・市民戦争」の意味で、今回の映画ではマーベルヒーロー達が2つの派閥に分かれて争うというのが、本作の基本テーマです。ち・な・み・に、ついにスパイダーマンが本作に登場します!!(今まで出演しなかった理由は大人の事情です 笑 スパイダーマンはソニーピクチャーズが映画化権をもっており、今まではマーベルスタジオには権利がなかったようです。)
映画の主なストーリーは、ある事をきっかけにキャプテンアメリカとアイアンマンが敵対し、チームリーダーとなって他のヒーロー達をも巻き込んで争いが激化していくという展開になっています。他のキャラクターと初共演のスパイダーマンはアイアンマンチームに参加するようですが、途中で相手チームにつくとかつかないとか。これは面白そうですね。
本作は両チームのリーダー格のキャプテン・アメリカやアイアンマンをはじめ、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、スカーレット・ウィッチ、ヴィジョンなどのおなじみのメンバーはもちろん、ヴィラン、ウィンター・ソルジャーなども出演し、新キャラのブラックパンサーなども登場。
今回はキャプテンアメリカシリーズですが、とにかくアベンジャーズ並みのお祭り作品ということのようです。。新キャラ登場に豪華キャスト陣、そして、なんといってもスパイダーマンの出演解禁、これはみたいですね!(今までのスパイダーマンと目の感じが少し違うような。。。)
ちなみにこのシビル・ウォーから、マーベルシリーズの映画はフェイズ3に入るようで、2016年は本作以外にもマーベル映画の公開が予定されています。ファンの方は益々楽しみですね!
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追憶の森【4月29日公開】
三作目は、日本の樹海が舞台となっている「追憶の森(原題:The Sea of Trees)」です。
この作品にはハリウッドでも活躍している渡辺謙が出演しています!オスカー男優でもあるマシュー・マコノヒーとの初タッグが実現した本作は、ガス・ヴァン・サント監督が数年ぶりにメガホンを握った最新映画としても注目を集めています。
本作は「The Black List 2013(製作前の脚本の人気投票)」に選出されていた脚本を映画化したということもあり、ストーリーにも非常に期待できるミステリードラマとなっています。
個人的には大ファンでもある「ガス・ヴァン・サント監督」 × 日本の俳優「渡辺謙」 × オスカー男優「マシュー・マコノヒー」 × 「The Black List」に選出脚本 という事だけで、花丸な映画となっておりますが、GW前後は注目の映画が大変多く、どれを見るか非常に悩むところです。
4月22日には、ディカプリオが悲願のオスカー受賞を果たした「レヴェナント/蘇えりし者」も公開されますし、4月15日にはアカデミー賞の作品賞を受賞した「スポットライト/世紀のスクープ」も公開。ほんと、どれ見ていいかわからなくなりますね(汗)まだ、GWまで時間はあるのでゆっくりご検討ください!
あらすじは予告編でご覧ください!
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テラフォーマーズ【4月29日公開】
4作目は、日本映画の「テラフォーマーズ」です!
2016年3月時点、単行本コミックス売上数で1500万冊突破という大人気コミックからの実写化という事もあり、大注目されていますが、コミックの内容や世界観、そして、実写化にあたってコミックで登場するキャラクターのキャスティングに対し、原作ファンをはじめ、多くのネットユーザーから賛否両論の意見が飛び交い、良くも悪くも、注目を集めている状況となっています。
実写化映画での賛否はよくある事ですが、最近ですと2015年に主演として三浦春馬と石原さとみがキャスティングされた「進撃の巨人」が、まさにその象徴と言えるかもしれません。振り返ってみると、実写化映画って近年でも結構いっぱいありますね。
例えばメジャーなところですと、小栗旬が主役の「ルパン三世」、佐藤健が主役の「るろうに剣心」、本田翼と東出昌大が主役の「アオハロイド」などなど。「寄生獣」も1990年前後に描かれていた漫画が原作ですし、3月に公開されたばかりのシリーズ完結編「暗殺教室〜卒業編〜」も少年ジャンプに連載されている漫画が原作ですね。黒執事もピンポンも、海外での制作となったドラゴンボールも実写化の映画です。
こう見ていくと実写化は、なんと言いますかストーリーや世界観の再現性は別として「あの漫画を実際の人でやったらどうなるんだろ〜・・・」っていう純粋な疑問に答えてくれるだけで、見てみる価値があるように思います。
テラフォーマーズに話を戻しますが、主演の小町小吉役は伊藤英明さんですが、な・ん・と、ケイン・コスギがゴッド・リー役にキャスティングされてます!その他のキャスティングも、豪華な顔ぶれですよ!
出演者の顔ぶれや実写化のイメージは本予告やミュージックトレイラーでチェックしてみてください!
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おまけ
お子様連れであればやっぱりアニメが良いですね!劇場版コナンも4月16日に公開です。
名探偵コナン 純黒の悪魔(ナイトメア)【4月16日公開】
以上、2016年ゴールデンウィーク、映画情報でした!