【技術解説付き】難易度低め!結婚式の友人余興サプライズムービーまとめ
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こんにちは!気温も急上昇しポカポカ陽気です♪春だ〜O(≧▽≦)O ワーイ♪
これからますます結婚式が多くなりますが、余興動画やサプライズムービーをこれから作り始める幹事さんやご友人の皆様が多いのではないでしょうか?
いざ集ってみたら友人みんなノープランで、貴重な時間がただしゃべって終わったということがないようにしたいですね!(私はそれはそれで楽しいし、手作りの良いところだと思っちゃいますけど▼*゚v゚*▼テヘッ)
そんな時のために、難易度の高すぎないご友人向けの余興、サプライズムービーを集めてみました!テクニックに関する解説もつけてみました。ぜひ、手作りサプライズの参考にしていただければと思います♪
■友人たちが曲に合わせておどる
出典:www.youtube.com
ふたりのラブラブ映像から友人のサプライズまで繋がったムービー。AKB48の「心のプラカード」に合わせて、友人たちのおどり撮影した楽しくて温かい動画です。
【解説】
何か曲に合わせて歌ったり、踊るという方法は、出演者全員の日時や場所がなかなか合わせられない時にとっても有効なやり方です。
例えば友人グループを別々の日に3箇所で撮影するとして、決めた曲をスマホで流しながらがらみんなで歌ってたり踊る様子をハンディーカムで撮り続けておきます。3箇所分の動画素材が集まったら、良いところをピックアップして映像編集するだけで完成します。ビデオレター等の音声含めて編集するような手法は音声を気にしながら撮影と編集もしなければなりませんし、以外と一番難しいのが、人がしゃべる時間(内容)というのはいきあたりばったりで行うと、長い人がいたり極端に短い人もいたりして、実際に映像編集を始めるとバランスを取るのが難しく、BGMとの長さ合わせにも苦労したりします。その点、1曲に合わせて踊る、歌う(歌声を使ってもいいし、使わなくても大丈夫)というやり方は撮影も難しく考えずに進められますし、後で編集する人が不満の種としてあげる「動画素材が多すぎ」「順番がハチャメチャでどう並べるのか分からない」「音声聞こえない」ということも回避できます。
ちなみに、この動画でもプラカードにコメントが入っていたりしますが、先ほど書いた通り人がしゃべると色々と大変なので、ホワイトボードにコメント書いたり、その動画の登場人物の名前を書くと、TV番組のテロップや字幕に近い効果があって、知らない人が見た時にも分かりやすい映像になり一層クオリティーアップします!
楽なだけが良いわけではなく、ご覧の通りとっても楽しい印象になるのでこのやり方はオススメです!
■替え歌で歌う
出典:www.youtube.com
花婿のご友人が作成したムービー。前半は皆から集めた言葉の数々を紹介、後半はオリジナルソングを合唱している様子からなっています。総勢70人の友人たちが集まって合唱するところが迫力満点です。替え歌の原曲はかりゆし58の「オワリはじまり」です。
【解説】
最初に紹介したサプライズムービーの発展系です。原曲をそのまま使うサプライズも素敵ですが、替え歌で新郎の人間性やエピソードの紹介があると、新婦にはもちろん、当日初めて新郎を見る方たちにとっても新郎の人柄に触れることができる素晴らしい映像になります。
こちらのムービーのテクニック面ですが、この映像はプロの映像制作会社さん(株式会社 ハピルム)が手がけられています。花嫁やご友人の方が試行錯誤してムービー撮影したり、動画編集することは素晴らしいことだと思います。しかし、ムービーをご覧いただくと随所にプロフェッショナルな技(効果音、テロップ処理、カメラワーク、音声収録、映像展開など)が光る内容となっていて、完成度の高い映像に仕上がっています。
替え歌にする演出がどなたの発案かはわかりませんが、そのアイデアを最大限に生かすためには撮影や映像編集のテクニックが必要です。また、撮影をするためには場所を探したり、許可取りをしたり、機材を準備する必要もでてきます。また、今回のような70名もの出演者が集まるような撮影は、撮影時の段取りや仕切りも円滑に進める必要があります。撮影をしたことのある方だとわかると思いますが、3〜5名ほどの人を一度に撮影することですら、立ち位置や演技、台詞のタイミングをねらい通りにするようにすることはすごく大変です。
友人が余興で流す映像に関して言えば「こんな映像にしたい」「あの場所で撮りたい」「この動画と同じようにしたい」というように、映像のイメージやネタは決まっているケースがほとんどですが、はやり皆さん苦労されるのが実制作の部分です。先ほど書いたように、場所探しから当日の段取り、仕切り、そしてその後の動画編集までをすべてを自分たちの力でやりきる判断もありですが、映像業社に依頼するという選択肢を話し合ってみても良いかと思います。
ご予算の不安があるとはおもいますが、例えば今回のような映像は出演者の皆様にとっても思い出に残る映像であり、集まった記念の映像として生涯大切にされても良いぐらいの映像だと思いますので、制作費を募ってみてら、皆さん快く協力してくださるかもしれません。
■両親からのビデオレター【二次会向け】
出典:www.youtube.com
花嫁と花婿、両方のご両親を収録されたビデオレターです。ふたりをことを一番語れるのはやっぱりご両親。ご友人たちの面白おかしいビデオレターも盛り上がりますが、二次会でも時に涙は必要です!ご両親の場合は小さい頃のハプニングや苦労話もあったりして、涙あり、笑いありの内容になることが多いのでオススメです。
【解説】
最初に、一次会(結婚披露宴)でビデオレターを上映するのではなく、二次会でのビデオレター上映が適している理由について触れます。ずばりそれは“言葉を選ぶ必要がない”ということです。もちろん何でもしゃべっていいわけではありませんが、披露宴では忌み言葉(詳しくはこちらをご覧ください)といわれる、使ってはいけない縁起が悪い言葉があります。代表的な忌み言葉に「別れる」「切れる」「死ぬ」「殺す」「壊れる」「嫌う」「割れる」「病気」などがありますが、両親からビデオメッセージや手紙を集めると「◯歳の頃は離れて暮らしていて・・・」とか「◯◯は生まれた時に病気を持っていて・・・」「大切な花瓶を壊したことがあって・・・」「小さい頃は勉強が大嫌いで・・・」というような過去の出来事を話した場合に忌み言葉が含まれることが非常に多いです。
例えば「勉強が嫌いでした」は「勉強が好きではありませんでした」と言い方を変えることで忌み言葉が入らないようにするのですが、しゃべる時に忌み言葉を気にしていたら、思うように言葉がでてこないでし、忌み言葉を発するたびにNGとなってしまいます。
基本的にはこのような事情もあり、ご友人のビデオレターであっても一次会で上映することはリスクを伴います。ご覧いただいた動画でもよくよく聞くと忌み言葉を含んでいますが、二次会であればさほど問題ありませんし、小さい頃の苦労話やハプニングはその場が和やかになり、新郎新婦も両親の言葉に涙されることも多くなります。
また、ご両親のビデオレターというのは、撮影が基本的には二回で終わります。紹介した映像はあえてシンプルに動画編集されているものをピックアップしましたが、オープニングやエンディングを過度に凝る必要もありませんし、ご両親からのメッセージという内容だけで十分見ごたえのある映像が完成します。
撮影における注意点を挙げるとすれば、基本的には室内での撮影をお勧めします。風などの騒音がマイクに入ることもありませんし、音声がクリアに収録できます。お部屋は恥ずかしい・・・とご両親から嫌がられる場合はテスト撮影したムービーをプレイバックし、風の音が入らないか確認してから、本番の撮影を始めた方が安全です。撮り終えて自宅に帰っていざ編集しようとしたら風の音がザーザー入っていて、ご両親のコメントがかすかにしか聞こえないといただいたコメントが台無しになります。「音声が聞こえなくてどうにかなりませんか?」と相談されることがありますが、オーディオのノイズ除去というようなテクニックでできるだけクリアにする方法があります。しかし、一般の方がそれらのテクニックを駆使するのはなかなか難しく、それ以外の対処法として有効なのは話している内容を字幕化する、つなりテロップ挿入する方法が一番かと思います。ただしこの方法、仮にメッセージが10分あるとすると、かなり大変です。一番は撮影のときに音声収録がきちんとできているかをしっかり確認することです!
おまけとして、友人からそれぞれメッセージムービーを撮影してもらって、その動画素材を集めて一本のビデオレターにする場合のちょっとしたコツを紹介します。
1つ目は、先ほども撮影はなるべく室内でと書きましたが、同じく室内での撮影をオススメします。一般の方が編集されたムービーで一番問題が多いのが音声の調整です。雑音がおおくて何を言っているの分からない。テロップもない場合は話した内容がほとんど伝わらない映像になります。
2つ目は、できるだけ撮影機材を統一しましょう。機材統一と聞くと難しく思われるかもしれませんが、今はスマホのカメラが大変高性能になっています。不慣れなハンディーカムを使うより、最新のスマホで数分程度の動画は十分撮影可能です。そして、スマホの中でもiPhoneならiPhoneに統一して撮影してもらった方が良いです。ちなみに、日本は世界でも類がないほどiPhone所有率が高く、最高でスマホ利用者の8割がiPhoneを購入していましたし、いまでも5〜6割はiPhone利用者です。友達や家族、そばには必ずiPhone利用者がいると思いますので、その方に撮影してもらいましょう。なぜ機種までも同じにするべきかと言いますと、いざ編集しようと思って20名分の素材を集め終わった時に、いろいろなムービーフォーマット(ファイル形式や動画サイズ)の素材があつまっていて、動画編集ソフトに読み込めないファイルが出てきたりします。結果、ソフトに読み込めるようにそれぞれのフォーマットを1つの形式に合わせる作業が発生したりします。それを回避するためには、撮影機材を統一、今回の場合だとiPhoneでみんなが撮影すれば、新しい機種か古い機種かで多少の差はでるものの、基本的には同じフォーマットのムービーを集めることが可能になります。
この二点をあらかじめ友人に伝えるだけで、メッセージムービーを集めたあとの動画編集が大幅に楽になると思います。
最後に難易度が高めの作品をまとめて紹介し、終わりにいたします!
■スケッチブックリレー
■PIKAPIKA
■番組・ドラマ風パロディー